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夏休みロングライド2012(2日目)

2012年8月26日

大阪から姫路を経由して小豆島を走った記録。
8/4(土) 大阪~姫路(106.28km)
8/5(日) 小豆島一周(68.1km)
8/6(月) 高松散策(32.0km)
8/7(火) 高松散策(39.8km)

8月5日(日)


9:20頃に土庄港で@r_takaishiと合流。@u1と私と3人でそのまま小豆島一周の旅へ。
まずは「牛の形」と言われる小豆島の頭部分を一周する。
一周してエンジェルロードに到着。すごく…南国です。

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夏休みロングライド2012(1日目)

2012年8月25日

大阪から姫路を経由して小豆島を走った記録。
8/4(土) 大阪~姫路(106.28km)
8/5(日) 小豆島一周(68.1km)
8/6(月) 高松散策(32.0km)
8/7(火) 高松散策(39.8km)

8月4日(土)


8:30、夜行バスで大阪までやって来た@u1と合流。本当は@jacopenも参加予定だったが体調不良のためキャンセル。
近所にあるクロネコヤマトの配送センターで@u1の自転車を受け取る。

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ブログタイトルをyagi.tcに変えました

2012年8月24日

ブログタイトルとURLを一致させて覚えやすくしました。
(新)
yagi.tc 新ロゴ
(旧)
YAGITCHE 旧ロゴ
せっかくURLが短くて覚えやすいんだし、いちいち「ヤギッチェ」って発音するのも恥ずかしいですし。いまからちょうど11年前、高校生のときに作った厨二っぽい名前が今も脈々と続いていたので、ここらで新しくします。
ちなみに「.tc」ってあまり馴染みが無いですね。他に日本語サイトでの採用例を見ないんですけど、大西洋に浮かぶ英領タークス・カイコス諸島に割り当てられたドメインです。主要産業は観光業と金融業。おそらく一生行かない場所でしょう。
年間維持費4060円。高ぇ。ドメイン取る時にどうしても「yagi.**」みたいな短いドメインが欲しくてあちこち探して、最終的に「YAGITCHE」を分解したら「YAGI + TC + HE」になるからという理由でこの.tcに決定したんだったと思います。短いドメイン取ったのは正解でした。サーバいじる時にタイプする量が一番少なくて済むので。

関連

新しくなったYAGITCHE – 2005/05/14

こんにちは Xi。こんにちは Xperia SX

2012年8月19日

D705iμとXperia SX
メインの携帯電話を D705iμ から Xperia SX に変えました。
機種変更は4年半ぶり3回目。今回はフィーチャーフォンからスマートフォンへ、FOMAからXiへ、三菱からソニーへ、SIMからマイクロSIMへ、旧ドコモロゴから新ドコモロゴへいろいろ変わりました。

使ってみての感想

おおむね快適です。
持ち歩いていることを感じさせない軽さとサイズ、Android4.0(ICS)の考えられたUI、それに対応した十分なCPUとメモリ、手に馴染む裏面マット処理、どれも事前に期待したとおりです。困ったのはバッテリの持ちが多少悪いことくらいです。バッテリがあまり持たないのは事前に心配していた通りなのですが、満充電の状態で一晩夜勤して、帰り際にみたら電池切れになっていたのはさすがにひどいと思いました。その後いろいろとプリインストールアプリを無効化して、少しずつ電池の持ちを改善させているところです。ドコモが余計なことしなければ普通に使えそうですね。
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Windows 8 とうまく付き合う方法


Windows 8 の Release Preview版とRTM版をしばらく使ってみて分かったのだけど、Windows 8 をストレスなく使う上での大原則はたった一つ。Metroを使わないことだ。Metroスタイルに頼らずともデスクトップだけでも操作を完結させられる。
特にデスクトップPC用途だとMetroスタイルは操作を混乱させるだけで害悪でしかないので、こんなものはタブレットを買うときまで取っておけばよい。もしできるなら初めから無効にさせてほしいんだけど、Microsoftはそのような設定を用意するつもりはないようだ。何がしたいのか分からん。
さてそのデスクトップだが、最悪なことにスタートメニューが存在しない。しかし何だかんだで操作を完結させられるようにはなっているようだ。Windows 8のデスクトップ操作で最大のストレス要因は「今までスタートメニューにあった機能がどう代替されているかを覚える」というところにある。馬鹿みたいな話だが、ここさえ乗り越えれば普通に軽量なWindowsとして使える。以下にイライラしがちなポイントとその解決方法についてまとめてみた。

Windows 8のイライラポイントとその解決策

※なお、この文章内では分かりやすさを重視してWindows 8のタイル状UIを開発名称のまま”Metro”と呼んでいます
※RTM版を操作した結果を元にしているため、製品版では異なっている可能性があります
※Metroスタイルを避けてデスクトップを使うことを前提にしています

UIに萎えた! OSを終了したい!

Windowsキー+Cで右側に設定画面(チャームと呼ぶらしい。右上端や右下端にマウスポインタを持っていってもOK)が出てくるのでそこから選ぶ。ただ、もうちょっと我慢して使ってみたほうがいいんじゃないかな。

マイコンピュータがない!

タスクバーにピン留めされている「エクスプローラ」を使う。スタートメニューにあったマイコンピュータのことは忘れよう。

Windowsキーを押すとMetro環境に戻ってしまう!

Escでデスクトップに戻れる。スタートメニューのことは忘れよう。
(またはWindowsキーをもう一度押しても「一つ前のアプリに戻る」機能で戻れる)

マイネットワークとかコントロールパネルがない!

Windowsキー+Cでチャームが出てくるのでそこから一通り選べるはず。コントロールパネルは従来通りだが、ネットワーク接続画面などMetro仕様に変わっているものもあるので操作でストレスを感じるかもしれない。困ったらとりあえずEscを押してデスクトップに戻ろう。

今までスタートメニューにあった、アプリの検索ランチャーはどこ?

Windowsキー+Qで同じことができる。Metroスタイルが全画面で出てくるので面食らうけど。ちなみにチャームにある「検索」からも同じことができる。

今までスタートメニューにあった、自分仕様のアプリ一覧を作りたい!

タスクバーにピン留めして代替するしかない。スタートメニューのことは忘れよう。

アプリ切り替えがWindowsキー+Tabでできない! Metroスタイルのアプリに切り替わってしまう!

Metroスタイルのアプリを立ち上げたままにしているとそうなる。デスクトップ上のアプリ同士の切り替えはAlt+Tabを使うとよい。Windows 7のようにWindows+TabとAlt+Tabは等価ではない。
なお、Metroスタイルのアプリが起動していないとそもそもWindowsキー+Tabが発動せずミスることもないので、Metroスタイルのアプリは起動させないでおいたほうがいい。

うっかり左上にマウスポインタを持っていくとMetro環境に切り替わったりしてウザい!

Metroスタイルのアプリを立ち上げたままにしているとそうなる。そのまま左上で右クリックして終了させてしまえ。

保存した写真やビデオを開くとMetroが立ち上がって全画面で表示される!

初期状態だとMetroスタイルのフォトアプリとかビデオアプリが関連づけされているのでそうなる。別の非Metroスタイルのアプリ(Windowsフォトビューアー等)に関連付けておけばOK。

でもやっぱりMetro環境使ってみたいんだけど

以下の3点を頭に入れて使うこと。どうしても我慢ならなくなったらとりあえずコーヒーでも淹れて落ち着こう。
・困ったらWindowsキーを押せば初期画面に戻れる
・Alt+F4キーでアプリが終了する
・何を操作していいか分からなくなったら3つ試す。
 ・クリックできそうなところを探す
 ・スクロールしてみて上下左右の端に何か出てないか探す
 ・右クリックしてみる

ほかにも便利なショートカットがあるので、これらを覚えるとストレスが減るはず。
上記を参考にして、楽しいWindows 8ライフを!(棒読み)

終わりの見えないドコモのSPモード障害

2012年7月26日

昨日、SPモードがらみの障害が起きていたようです。
「spモード」のユーザー設定サイトでトラブル メアドを他人に変更されるケースも
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1207/25/news137.html

ドコモはすでに去年から今年にかけて5件障害を引き起こして(うち3件がSPモード関連)、総務省から叱られています。
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモに対する事故防止、通信の秘密の保護及び個人情報の適正な管理に係る指導
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban05_02000017.html

1 平成23年6月6日に発生した事故
(携帯電話の音声通話、パケット通信が利用しづらい状況となった事案)
2 平成23年8月16日に発生した事故
(SPモードのパケット通信が利用しづらい状況となった事案)
3 平成23年12月20日に発生した事故
(SPモードメールにおいて、一部利用者のメールアドレスが別の利用者のメールアドレスに置き換わる状況等が発生した事案)
4 平成24年1月1日に発生した事故
(SPモードメールの送受信がしづらい状況となった事案)
5 平成24年1月25日に発生した通信障害
(携帯電話サービスが利用しづらい状況となった事案)

もちろんドコモは対策をまとめていますし、それなりの投資を行うと宣言していますがこの有様。ユーザ視点では「またか」というのが素直な印象です。
去年の12月20日に発生した他人のメールアドレスにメールが飛んでしまうという一件がもっとも衝撃的だったので、“SPモードの大障害”記憶に残っている人が多いと思います。
障害発生時のTwitterを見ていてもSPメールにした人が阿鼻叫喚で、SPメールにしなくてよかったと思えるようなこの状況。明らかにドコモにとってマイナスになっています。まさにドコモの癌。現在、ものすごいバラマキ施策によりドコモユーザへのスマートフォン切り替えが進んでいます。ビジネス的にもイメージ低下を補ってあまりある収益を叩きだしてくれるスマートフォンですから、このまま対策もそこそこに「全ユーザSPモード対応」に向かって突っ走るんだろうと思います。そういう歪みがあり、構造的に不安を残しているスマートフォンプラットフォームに切り替えるんだと意識しているユーザがどれだけいるのでしょう。多くの人にとってはただなんとなく「ドコモはニュースになるような障害をよく起こしてるなあ」という漠然としたイメージダウンにつながっているのだろうと思います。
SPモードを使っていても全員が障害に当たったわけじゃない。発生時間もそんなに長くない。それに多少メールが使えないくらい気にならない、という人も多いでしょう。だいいちニュースにならない障害なんて毎日のように起こってるじゃないか、と言われると多少なりとも内情を伝え聞く者としては非常に同意します。でもそういうことじゃないんです。このレベルの障害を立て続けに引き起こして、対策を取った後も類似原因でまた同じことが発生しているのが問題です。
たとえばあなたの契約しているクレジットカード会社が100件レベルのメールアドレス流出事故を起こして ((SPモード障害の中に個人情報流出が含まれていたので、その部分だけ切り出してたとえ話にしてみました。実際にはドコモ障害は全部が全部個人情報流出してるわけじゃないです)) 、立て続けに300件のメールアドレス流出、500件のアカウントID流出を引き起こすと流石に経済産業省あたりから厳重な指導が入りますよね。それで難しげなプレスリリース出して対策とった宣言して、そのそばからまた100件のメールアドレス流出事故起こしました、ってなると信用できるでしょうか。普通の考えなら管理体制おかしいんじゃないの、次はクレジットカード番号あたり漏れるんじゃないの、次は自分じゃないのって不安になります。それと同じです。傷口が浅いから大丈夫なんじゃない、そもそも傷を防ぐ仕組みが機能しているのかが疑われるんです。総務省が問題視しているのもそのためです。
シビアな使い方をするならドコモのスマートフォンにするのはまだやめたほうがいいでしょう。システムの作り込みが甘くまだ巨大な地雷が眠っている可能性が高いです。個人的には2年くらい経てばさすがにこなれてくるんじゃないかな(根拠無し)と漠然と思っています。
ところでauやSoftbankは障害起こしてないの? というと様々な要因で表沙汰になるような大障害は起こさずにすんでいます。一番大きいのは設備投資と販売のバランスがうまく取れているからでしょうね。このあたり詳しい人の意見が聞きたいところです。

個人的には「転んでも泣かない人だけがスマートフォンにすべき」と思っています。だから商売で使っている身内には「どんなに安くてもスマートフォンにするな」と言い聞かせています。
特にらくらくスマートフォンなんかはスマートフォン思想でなくフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)思想でしっかり作らないと普及しないと思います。iPhoneはさすがにギャップを埋めるノウハウが蓄積されて、だんだんこなれてきたのでシビアな人が使っても大丈夫なカテゴリに移りつつありますが、あれは思想がフィーチャーフォンですのでユーザ視点ではスマートフォンと一緒くたにはできません。
話が逸れましたが、登場して間がないためにプラットフォームとして維持すべき部分のバランスがまだ安定していないスマートフォン、とりわけドコモのスマートフォンはシビアな人向けではありません。(ドコモ回線でスマートフォン使うならSPモードを使わずにmopera Uを使うのがオススメです)
私は10年以上ドコモのガラケーを使っていて、いま手元にあるD705iμも4年半は使い続けています。サブ回線で使っているiPhone 4Sと電話帳を共通化したいのでそろそろメイン回線もスマートフォンに替え時かなーと思っていたらこの障害です。Xperia SXの軽さに惚れて待ちきれずにヨドバシで事前予約までしていたんですが、キャンセルしてこの冬に登場濃厚のWindows Phone 8 (Apollo)モデルでも待とうか考え中です。
冬モデル発売までにまた大規模障害が起きなければよいのですが…。

Xi契約ではFOMA用アクセスポイントへの接続ができない

2012年4月18日

PCで定額通信を使いたいのでXiを契約したのですが、プロバイダにOCNを指定すると使えないようだったので、接続先を変えていろいろと試してみました。
試した端末
Samsung Galaxy Tab 10.1 LTE (SC-01D)
 …Xi/FOMA対応のAndroidタブレット。
Sony Ericsson Xperia mini (S51SE)
 …FOMA対応のAndroidスマートフォン。イーモバイルの機種だけどSIMフリーなので使用可能。
VAIO X
 …FOMA通信カード内蔵のノートPC。接続ソフトは純正のドコモコネクションマネージャを使用。
試した接続先
・SPモード(spmode.ne.jp)
・mopera U Xi用アクセスポイント(mopera.net)
・mopera U FOMA用アクセスポイント(mopera.flat.foma.ne.jp)
・OCN Xi用アクセスポイント(pre4988.xi.dcm.ne.jp)
・OCN FOMA用アクセスポイント(ocn.dd.flat.foma.ne.jp)

Galaxy Tab Xperia mini PC
SPモード × ×
(※1)
ドコモ対応端末じゃないとNG
mopera U
(Xi用)
基本的にOK
mopera U
(FOMA用)
× × ×
(※1)
FOMA契約じゃないので全部NG
OCN
(Xi用)
× ×
(※2)
Xi対応端末じゃないとNG
OCN
(FOMA用)
× × ×
(※1)
FOMA契約じゃないので全部NG

※1…「モバイル ブロードバンド接続に失敗しました。(エラーコード 10)」と表示される
※2…「リモートコンピュータが応答しませんでした」と表示される

わかったこと

Xi契約ではFOMA用OCNアクセスポイントの接続不可
OCNに問い合わせると「ドコモの仕様により、Xi契約ではFOMA用アクセスポイントへの接続不可」とのこと。Xi契約なら素直にXi端末からXi用アクセスポイントを使えということらしい。
どうやら
・ドコモのXi網-各プロバイダのXi網-インターネット
のラインと
・ドコモのFOMA網-各プロバイダのFOMA網-インターネット
のラインは明確に分かれていてクロス接続はできないのかなと推測。
SIMフリー端末ではSPモードの接続ができない
他のブログで多数言及(参考)されている通り、IMEI制限がかかっているらしいので他社販売のSIMフリー端末では接続ができない。当然ながらPCからの接続もできない。

結論

私のようにXi契約をXi対応端末で使うつもりがない人なら外部プロバイダを使わずにmopera Uを契約したほうがよさげです。あと、現状FOMA対応しかないSIMフリー端末に差すとか、ほぼFOMA対応しかないデータカード内蔵PCに差すとかの使い方を考えているなら初めからFOMAで契約することをお勧めします。

欧州旅行2012(イングランド編)

2012年4月5日

10日間かけて友人と2人で欧州を旅行してきました。
行った国は英国とスペイン。英国ではイングランドとスコットランドに行ったので3カ国です。
旅のミッション
・うまいもん食う
・スコットランドで自動車で走る
・バレンシアで知人の結婚式に出席する
というわけで、いつもの通り食にフォーカスした写真とともにお送りします。

全行程

3/16(金) 21:35関西空港―22:45羽田空港 羽田泊
3/17(土) 06:45羽田空港―10:00ロンドンヒースロー空港 ロンドン泊
3/18(日) ロンドン泊
3/19(月) 09:05ロンドンガトウィック空港―10:45インバネス空港 ピトロクリー泊
3/20(火) 14:40エディンバラ空港―18:35マドリッドバラハス空港 マドリッド泊
3/21(水) マドリッド泊
3/22(木) マドリッド泊(トレド観光)
3/23(金) 10:40マドリッド・プエルタ・アトーチャ駅―12:18バレンシア・ホアキン駅 バレンシア泊
3/24(土) バレンシア泊
3/25(日) 12:00バレンシア空港―13:25ロンドンガトウィック空港 ロンドン泊
3/26(月) 09:05ロンドンヒースロー空港―29:10羽田空港
3/27(火) 07:10羽田空港―08:20伊丹空港
(いずれも現地時間)

入国数2、往訪都市数7、フライト回数7

3月16日(金)

金曜日の仕事が終わると同時に関西空港へ向かい、羽田行きの最終便に乗る。
ちなみに乗った飛行機は回送便だったからなのか、通常席で予約したのにスーパーシートの席に座れた。ラッキー。
羽田にて同行の友人M氏、出発立会人のK氏と合流。そのまま一泊(といっても5時間くらいだけど)して早朝出発に備える。

3月17日(土)

4時に起きて国際線ターミナルへ。人生初の出国手続き。

搭乗案内待ちで時間が余ったので、そばを食べて日本食にお別れ。
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Crucial m4 SSD を5000時間使用すると動かなくなる件(解決編)

2012年1月15日

Crucial m4 SSD で使用時間が累計5000時間(Twitterでは5200時間とも。正確には5184時間)を経過すると、突然デバイスとして認識されなくなる(無反応になる)という不具合があるようです。(※2012/01/18 記述が正確でなかったので修正しました)
Crucial m4 SSDで使用時間が5000時間になると不具合が発生か
私のPCでこの問題が発生したので解決策をメモしておきます。

発生事象

発生直後に確認できたのは以下の通り。

  • 突然ブルースクリーン(Windows)になり、再起動すると”insert boot disk and press any key”とか何とか出てOSが起動しない
  • BIOSでブート可能なデバイスを確認すると、m4 SSDが見つからない(認識しなくなっている)
  • (いじった覚えがないけど)一応SATAケーブルがきちんと刺さっているか確認したが、状況は変わらない
  • 数回再起動を繰り返すとそのうち再びデバイスが認識されるようになる。もちろんOSも正常起動する
  • しかし、起動からちょうど60分経つと再び認識しなくなる。再起動してもやっぱり認識しない
  • OSが起動している間にS.M.A.R.T.の使用時間を確認(CrystalDiskInfoなどを使う)したところ、5234時間になっている
  • データの破損等はない

また、追加検証して以下のことが分かりました。

  • 再現率100%で起動から1時間(60分)経過後にSSDを認識しなくなる(2回中2回)
  • 起動から60分以内に一度再起動すると、そこを起点にして60分後に認識しなくなる(つまり連続60分動かさない限りは発生しない)

私のようにm4 SSDを昨年春頃に買ってほぼ24時間動かし続けていた人は同じようなタイミングで認識しなくなる可能性大です。
また、初めに挙げたリンク先では起動後30分で発生すると書かれてあるので、個体差があるのかもしれません。

対策方法

Crucialからは既に対策用のファームウェアが提供されていますので、それを適用しましょう。
症状が出ていない人も、ファームウェアバージョンが”0009″以下であれば発生する確率が高いので予防のためにアップデートしましょう。また、SAS Expanderを使用している場合は別途対応だそうです。ガイドをよく読んでデータのバックアップを取り、自分の責任でアップデートをお願いします。

  1. Crucialのファームウェアのページからバージョン”0309″(またはそれ以上)のものを選択してダウンロードしましょう。
  2. ダウンロードしたファイル”crucial-0309.iso”はISO形式なので、CDに焼くかUSBメモリデバイスに書き込みましょう。私は面倒だったんで部屋に落ちてたUSBメモリにUNetbootin窓の杜紹介記事)を使ってISO形式で書き込みました。
  3. CDかUSBメモリが用意できたらそれを使って起動します。うまくいかない場合はBIOSで起動順位を変えたり、明示的にデバイスを指定して起動させましょう。
  4. Micron社のコピーライトが表示されてm4 SSDが認識されたことが表示されます(だいたいこんな感じ)。私の場合は”Finding drivers…”から先に進まなかったのですが、これはBIOSのSATA設定をAHCIモードからIDE互換モードに変更することで解消しました。
  5. “このデバイスでファームウェアをアップデートするか?”みたいなことを聞かれるので「yes」と入力しましょう。すぐにアップデートが始まります。2分とかかりません。
  6. 最後に”Finished.”と表示されたら成功です。再起動しましょう。

再起動後、再発しなければOKです。

おわりに

SSDを使うなら、転んでも泣かない気持ちで使いましょう。

古巣のリニューアルによせて

2011年12月30日

私が学生時代に運営していたウェブサイトがもうすぐリニューアルするらしい。
http://www.tsukunavi.com/
(※現在はリニューアル予定日の1/1へのカウントダウンが表示されている)
ツクナビ 20111214時点のキャプチャ
(2011/12/14時点のキャプチャ)

現行のデザインを作った者としては、それがスクラップされるというのはとても嬉しく、そして少しだけ寂しい。
作ったといっても、当時デザインリニューアルしようというただの言い出しっぺになっただけだ。その延長でプロジェクトメンバを募ってコンセプトデザインをまとめ、ウェブデザインに優れた先輩に原案(Illustratorで作ってもらった)を考えてもらい、それを自分なりにチューニングしてコードに落とし込んだ、というのが実情である。基本構造は当時のプロジェクトメンバの議論の成果だし、この「ツクナビらしさ」のデザインの基礎は先輩が作ったものだ。
しかしリニューアルに至るまで数ヶ月間はこうした画面配置とにらめっこをしていたようなものなので、誰よりもこのデザインに思い入れが深いということは主張しておきたい。
このデザインができたのは私が大学2年か3年かの夏だから、7年ぐらい前のことだ。
ウェブの世界で7年と言えば遠い昔だ。当時はTwitterやFacebookといったSNSもなかったし(スタート間もないmixiの存在を知ったのはこの仲間たちからだ)、Amazon.co.jpやYahoo! Japanも野暮ったいデザインだったし、学生がウェブで集まる場所といえば2ちゃんねるだった。
ウェブ技術的にはJavascriptが嫌われ、HTMLはXMLに統合されると言われていた。テーブルタグを使った固定HTMLが全盛で、(Movable Typeはクールな存在だった)、ブラウザと言えばIE6で(Firefox 0.8とかOpera 7.5は超マイナー)、主要ウェブサイトはURLに携帯電話向けサイトのためのサブディレクトリ(/iとか/j、/ezなど)を用意していた。スマートフォンなんて日本上陸してなかったし、Photoshop派とFireworks派がいたし、アフィリエイトはまだ普及してなくてウェブ広告と言えばクリック報酬型のバナー広告だし、ライブドアといえば無料プロバイダだし、ネットランナーはWinnyの特集をやっていたし、無料メールマガジンはまだ影響力を持っていた。すべて遠い昔の話だ。
現行のデザインはそんな時代に合わせてデザインされた。
テーブルタグを廃したデザインとか、外部スタイルシートを使うとか、横幅800pxに収まるとか(当時の解像度は1024×768が主流)、FirefoxやOperaでも表示が崩れないとか、透過PNGを使うとか、W3Cのテストに通るようなデザインというのは当時としては画期的だった。
そんな今や時代に取り残されたようなデザインを、現代に合わせて今回新しくしようということになったのは素晴らしい。
何よりも、自分たちのいた場所が、7年経ってもこうして残っているのは素敵なことだと思う。
これからどう変わっていくのかを見るのが楽しみだ。