Opera 9 beta

2006年5月4日

先月末にリリースされたOpera9のベータ版。Opera9の新機能は、

  • BitTorrent対応
  • Widget対応
  • コンテンツブロック機能

の大きく3つ。その他の細かい改善点はプレスリリース参照。
 
標準画面は特に変更はない。

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Torrentファイルをクリックするだけでダウンロードができる。手順も表示画面も通常のファイルダウンロードとほとんど変わらない。

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タブにフォーカスするとサムネイルがポップアップする。大量のタブを常に開きっぱなしな私みたいな人には便利。

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ネガティブ・コントロール

2006年5月2日

鬱になりたい。鬱になりたい。鬱になりたくて仕方がない。
(注意:以下の文章では、痛々しい文章、カミングアウト、アニメやゲームに対するディープな言及が含まれています)
気分がポジティブな時、ネガティブな時。そんな時が誰にでもあると思います。私の場合は一定リズムで交互にやってきていて、いまはポジティブ期間の真っ最中です。あまりこの振れ幅が大きいと「躁鬱病」と呼ばれるようですが、私は今のところ大丈夫です。
さて、そんなポジティブ状態の私。なんだかいろんなものが望む方向に行きすぎて戸惑うほどです。入社してからはぬるい研修がしばらく続き、配属部署とか職場環境とか日常生活も申し分なし。給料もたんまりもらえたし、だんだん詳しく分かってきた私の担当分野は、まえまえから面白そうだなと思っていたことを全部いっぺんに関われるものでした。お前は愛少女ポリアンナ(世界名作劇場)かよ! というぐらいにウフフでアハハな毎日ですけど、逆にこれが精神的な不安定を呼ぶのです。
景気循環に例えれば「景気が過熱しすぎではないか」という懸念。
別に何か害があるわけでもないですが、ポジティブすぎると漠然とした不安感に襲われるのです。心のどこかにネガティブを持っていないと落ち着かない感じ。逆にネガティブすぎると、それはそれでいろんな心配事が出てきてポジティブへ持って行こうとする反動が生まれるのです。言ってみれば精神バランサーのようなものが働いているかのようです。それは私だけでしょうか。
前振りが長くなりました。
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新生銀行と郵便貯金の手数料一覧(2006年版)

2006年4月29日

郵貯と新生銀行に加えてみずほ銀行にも口座を持ったので、あらためて手数料一覧を作ってみました。(2005年版
<入金・出金手数料>

ATM 扱い 新生カード 郵貯カード みずほカード
新生銀行
セブン銀行
入金 無料 105~210円 ×
出金 105~210円
残高照会 無料 無料
郵便貯金 入金 無料 無料 (情報なし)
出金 無料(CB)
残高照会 無料
イーネット 入金 × 105~210円 105~210円
出金 105~315円
残高照会 × × ×
みずほ銀行 入金 × 105~210円 無料~210円
出金 無料(CB)
残高照会 無料 無料 無料

CB…キャッシュバック。
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いちばん長く使い続けているソフトは何ですか?

2006年4月28日

漢字変換の切り替えキー操作ですぐにわかる、年齢層の違い

PCの漢字変換の機能、IMEを切り替えるキー操作の方法で、年の差がわかるというのだ。いまは、キーボードの左上にある「半角/全角」キーを単独で押せば切り替わるのだけれど、ある程度の年齢になると、「Alt」キーもいっしょに押してしまうのだ。「Alt」と「半角/全角」のキー・コンビネーションで漢字変換を切り替えていたころの名残の仕草なのだ。

私は今年23歳になりますが、かつてはAltを押す癖がついてました。
私の自宅に初めてPCが来たのは1996年。Windows95の衝撃と、NEC黄金時代の余韻が残るPC98環境でした。当時の覚えているソフトと言えばInternet Explorer 3.0、一太郎6.3(文書作成)、Lotus1-2-3(表計算)、Hover(Win95標準の3Dゲーム)、SimCity2000などなど。
それからもう10年。その間に一貫して使い続けているソフトといえばATOKをおいて他にありません。1996年当時の最新版はATOK9、現在使っているのはATOK2005(バージョン18に相当)です。
昔のATOKはキーボード操作がMS-IMEと違うために混乱することが多く「Alt+半角/全角」の操作も混乱の元でした。MS-IMEだと「半角/全角」で切り替わるところがATOKでは「Alt+半角/全角」。うちに来た友人が戸惑うことも多かったです。
逆にMS-IMEでは「Alt+半角/全角」でもすんなり切り替えてくれるので、切り替えるときはとりあえず「Alt+半角/全角」を押す癖が長い間染みついていました。そのうち、出先でMS-IMEを使う頻度が増えてきたのと、ATOKのキー操作設定をMS-IME風にできることが判明したのと2つの理由でMS-IME風の「半角/全角」切り替えに矯正。現在はすっかりそちらに慣れています。
 
さて、話は変わりますがせっかく慣れたMS-IME設定、それを揺るがすものが出てきて今ちょっと混乱しています。
会社に入って割り当てられたPC、標準の日本語入力ソフトがMS-IMEじゃなくてMicrosoft Natural Input。なんじゃこりゃと思って調べてみたら「MS-IMEより辞書弱いけどMS-IMEより学習能力高いから長く使うならNatural Inputにした方がいいよ~」なんてことが書かれてあってそのまま使っているんですが、キー操作がMS-IMEと全然違う。変なところで切れて変換した上に確定してしまったりとか操作ミスに悩まされっぱなしです。だからいつまで経っても書類作るのに時間がかかるんだよ。(責任転嫁)
ATOK買ってきて会社PCに入れればすべて解決するんですがね。自腹切る金さえあれば。

会社のえらいひとは一度ATOKの予想変換機能を使ってみて全社員支給を決定するといいよ(´ω`)

「Web 2.0」と「萌え」

2006年4月27日

自分はやっぱりWeb1.0な人間かも、と思う10の瞬間
見事に10個とも当てはまってます。自分がログされるのが嫌というか、性格の不整合性(言ってることの矛盾とかキャラの使い分けとか)が露わになるのが嫌なんでしょうかね。ここまでくると開き直りたくなります。見られるのが不快なのは当たり前じゃないか、と。何がWeb2.0なんだよ、と。
Web2.0が加熱するに従って、Web2.0に対する不快感が増してきます。
概念は分かってます。概念は分かってますから「ほーらWeb2.0だよー」と誇らしげにアピールしないでください。
最近はやりの「萌え」も同じかもしれない。
「萌え」が加熱するに従って、「萌え」に対する不快感が増してきます。
私は巫女に萌えてるのだから、あるいは、僕は2kたん命なのだから、「ほーら萌えだよー」と誇らしげにメイド服着た3次元のお姉さん方を押しつけないで下さい。
押しつけに対する抵抗感というのは、けっこうタチが悪いもんです。
「Web2.0」という単語、「萌え」という単語に身構えてしまう人は多いのではないでしょうか。

青ざめたりもしたけれど、私は元気です

2006年4月24日

配属から1週間がたちました。状況はおおむね良好です。
当たり前な話ですが、とても社内で飛び交う用語についていけない状況なのでひたすら勉強中です。木曜日にようやく基礎中の基礎分野の入門書と技術資料を大量に渡され、誰も知らないような分野について勉強するように指示が出ました。よくある話ですがこの分野の管理団体の公式リファレンスが唯一絶対のルールブック。読むだけなら英語力が格段につきそうです。卒業研究の資料探しやらプログラム組むときの海外コードサイトめぐりなんて屁でもない感じです。
職種としてはSEをイメージすると分かりやすいかと思います。今はわりと余裕がある方ですが、蝉の声が聞こえ始めるまでにはきっとデスマーチが始まっていることでしょう。デスマーチを知らない人はまず有名どころの【軍曹が】携帯電話開発の現状【語る】あたりを読むといいです。会議に出席すると分かりますが「なるほどこうやってデスマーチは作られていくんだなあ」と思うことばかりです。まるでSEはプログラマに恨まれることが仕事のようです。
と、ここまでネガティブなことをつらつらと書いていますが、本人は意外とけろりとしているのでご心配なく。

デスマーチが見え隠れ

2006年4月15日

配属発表がありました。
どう見てもおうちに帰れない部署です。
本当にありがとうございました。

とりあえず、一番の希望だった新規事業に携われるという点が叶えられたのでものすごく嬉しいです。でも3年間は激務らしいです。そんな戦場に放り込まれる新兵は5人。彼らはしばらくの間、間違いなく同期で一番の高給取りになるでしょう。残業代で。

本部長さんからは「オフィスに寝袋持ち込んでも別に何も言わないから」とか「通勤に何十分もかかってると時間が惜しくて帰りたくなくなる」とか言われました。そして東京近郊への引っ越しを勧められました。引っ越ししなければおそらくオフィスが自宅、つくばが別荘みたいな感じになりそうです。

あれ?仕事しながらサークル事務所に寝泊まりしてた誰かさんの学生時代と似…気のせいですよね。

社会人1週間目

2006年4月10日

いやほんと、社会人って自由に使える時間がないんだなあと実感しています。まだ研修期間中なのでだいたい定時に帰れるんですが、通勤時間が片道1時間半(帰宅時は2時間)だとけっこう大変。
片道1時間半の大変さは織り込み済ですけどね。連日終電帰宅を覚悟するなら通勤時間が長いことはむしろメリット。終電が早いから拘束時間がちょっと短くなって、通勤時間を自分の時間に使える。もちろんこれは通勤にあまり体力をとられないことが前提なので、乗降駅が行きも帰りも終点(=確実に座れる)でないと成り立ちません。
さて、睡眠時間と生活リズムについて一つ学んだことは「なせば成る」です。学生のうちから短眠とか規則的生活とか努力して全部失敗していますが、おそらく危機感と緊張感が足りなかったからかと。「何が何でも遅刻できない」。これでどんなに寝る時間が短くても、今のところは確実に起きられています。まあ、気がゆるむ時がいつかやって来るんでしょうけど。
3月末と比べて睡眠時間は約半分に減っていますが、今のところ体調を崩したりはしてません。ただ、研修中に座学があるとついウトウトしたり、通勤時にちょっと気を抜くとさっき乗った電車が次の瞬間に終点到着といった不思議現象に出くわすことがあります。たいしたことではありませんが。
研修終了と配属発表は今月半ば。これから会社にとけ込んでいくに従って、この日記にも滅多なことは書けなくなってくるんでしょうか。もっとも今までそんなことを書いた覚えはありませんけど。そういえばSB社によるVF社買収についてまだ報道されていない新(検閲が入りました)

卒業できました

2006年3月25日

昨日は卒業式でした。学科の友達と飯食ったり、突然都内に呼び出されたり、戻ってきてサークル関係で飲んだり、いろんな人に会いながら終日ハイテンションでした。
写真をアップしたかったのですが私のデジカメは昨日、まるで役目を終えたかのようにお亡くなりになってしまいました。彼の最後の仕事は部屋にあった虫食い穴を初期不良の証拠写真として不動産屋に届けることでした。それにしても虫食い発見だなんてせっかくの新居がまた前途多難だなあおい。
卒業証書(学位記)、さっき確認しましたが確かに私のフルネームが書かれています。間違いありません。ここまで来れたのは友人先生先輩後輩、そして両親のおかげです。みんなみんな本当にありがとう。
さて、証書を渡してくれたのは学科のトップでもあるY先生。彼はとある事情で私のもっとも嫌いな先生だったのですが、渡してくれるときに笑顔で「おめでとう」と言ってもらえたのですべて忘れることにします。いつまでもお達者で、Y先生。

ちなみに私の中学校の卒業証書は、あろうことか名前を間違われたために汚い砂消し跡が残っています。一から作り直さないところに先生方の省資源に対する高尚な理念が伺えますね。