技術書典5のサークル参加レポート(準備編)

2018-10-03

(この記事はnoteと同じ内容です)

技術書典5にて初めてのサークル参加をするので、その経緯から終了までを、また参加する時の自分に向けてメモします。終わったら当日編を書こうと思います。

サークル情報・頒布情報はこちら。
https://techbookfest.org/event/tbf05/circle/32170001

本はBOOTHで試し読みができます。
https://yagitch.booth.pm/items/1034321

参加経緯

なんかKindleで本を出したいなー。うちでやってるスマートホームの本書いたら需要あるかなーみたいなことをつぶやいてたら、@jacopen に「技術書典で出すという手があるよ」みたいなことを言われ、ちょうど募集期間中だったので軽率に応募しました。ホントは技術書典5で様子を見てその次の技術書典に応募する予定だったのですけど、技術書典自体がものすごい勢いで拡大しているようで、この先だと落選確率が高くなるんじゃないかなと考えていち早くビッグウェーブに乗っかることにしました。

執筆内容

3年くらい我が家で運用しているRaspberry Piを使った生活自動化システムをまとめて、スマートホームみたいな分かりやすい名前を付けて構築解説本・レシピ集として出すことにしました。

執筆環境

当初は何も分からず普段使っているCLIP STUDIO PAINT EX(以下クリスタ)で書けるかなと思って挫折(文書の自動折り返しができない)、続いて正攻法でAdobe Indesign CCで書くことにしましたが自由度が高すぎて挫折、最終的にRe:VIEW+Adobe Acrobat DCを組み合わせたやり方に落ち着くことになりました。

私のPCはWindows10なので、WoLにDebianをインストールして、その上にRe:VIEWをインストールして使いました。ローカル環境がそのままマウントされるWoLは都合がよかったです。画像加工はクリスタを使うので、加工して保存してそのままRe:VIEWから読み込めるのでシームレス。

Re:VIEWは手探りの連続で、公式ドキュメントも少ないしナレッジもそんなに転がっていません。オライリーの本のようにしたくてゴリゴリにカスタマイズしたかったのですけど、最終的にはTechboosterさんが使用して公開しているテンプレートをそのまま使わせてもらいました。TeXとかわかんないし。

どうしてもフォントを希望のものに変えたかったのですけど最後まで方法が分かりませんでした。せめて本文をゴシック体にしたかったのだけど仕方なくデフォルトの明朝体でFix。

執筆は順調に遅れ……

初めはニコニコ早割入稿をしたかったのですけど人間というのは弱いもので、締め切りが近づかないとやらないものはやらない。結局火が点いたのは1ヶ月前(入稿締め切り3週間前)で、この時点で全4章のうち前書きと第1章(すっごく短い)しか書けてない状態。これはヤバいってんで毎日夜7時くらいから10時くらいまで書く生活が3週間続きました。

結局書き上がったのは9月27日(締め切り5日前)。9月30日(締め切り2日前)までにすべてのコードの検証が完了して仮確定。わずかな修正があって10月1日(締め切り前日)の夜に印刷所にオンライン入稿完了。

表紙は可愛い女の子のイラストを入れたかったのですけど残念ながらイラストレーターのツテがない。というわけで自分で描きました。版権モノだけど私にはこれが精一杯(トレスじゃないよ)。大目に見てください。

入稿

  • 印刷所
    • ねこのしっぽ
  • パック名:オンデマンドのぱっく
  • 本のサイズ:B5
  • 申込部数:80部
  • 綴じ口:左綴じ
  • 製本方法:無線綴じ
  • ページ数:100ページ(本文96ページ)
  • 表紙仕様
    • ホワイトポスト クリアPP加工
    • オンデマンド フルカラー
  • 本文仕様
    • 上質紙 90kg
    • オンデマンド 黒1色
    • 遊び紙:なし
  • カラー口絵仕様
    • B4卓上ポスター:1枚
    • 表1の原稿で出力
    • カラープロファイル:Japan Clor
  • 搬入先
    • イベント搬入〈直接〉
    • 開催日:2018年10月08日
    • イベント名:技術書典5
    • スペースNo.:お-04
    • 搬入先サークル名:yagi.tc
  • 料金
    • ぱっく料金:38,300円
    • 表紙 クリアPP加工:1,600円
    • B4ポスター:300円
    • 合計:40,200円

80部印刷の根拠は、入稿時点での被チェック数が約50だったので、50部売れてトントンになるレベルにしたかったからです。(手堅く50部にするか攻めて80部にするか最後まで悩みました)

入稿翌日の夜には印刷所から電話がかかってきて、背表紙の文字がおそらく切れてしまうが良いか? 本文が95ページまでだが96ページ目は白紙で良いか? の二点を確認されてスムーズに終わりました。もっと根本的なところが問題になったらどうしようとビクビクしていたので拍子抜けです。

入稿データが確定したら運営確認用の見本誌はすぐアップロードしましょう。

諸経費

    • 冊子印刷費:40,200円
    • ダウンロードカード印刷費:未確定
    • 参加費:7,000円
    • あの布:3,216円
    • 名刺:1,588円

あとはまあコーヒーショップにこもって書いていたのでコーヒー代とかコーヒー代とかコーヒー代とか。

頒布価格

  • 冊子+PDF:1000円
  • PDF:1000円

価格に関しては強気です。100ページ、PDF付きで1000円なら買ってもらえると信じています。

諸経費と照らし合わせると赤黒ラインが見えてくると思います。

電子書籍の準備

PixivのBOOTH対面電書を利用しました。

BOOTHは試し読み用のサンプル版と2種類のアイテムを用意。アカウントは既にあるのでアップロードして完了。簡単。

対面電書はアップロードして、シリアルコードを100個発行。これは一瞬で完了。面倒なのがここからで、ダウンロードカードの画像を用意してアップロードして、シリアルコードの乗っかったpngが100個、zipで固めて出力されるのでこれをダウンロード。そしてこの画像たちを一枚一枚デジカメプリントします。あとでビックカメラとかでやる予定。

ちなみにダウンロードカードのデザインはこんな感じです。空白部分にQRコードとシリアルコードが入ります。

Twitterでの告知

#技術書典 ハッシュタグは注目している人が多いからか、けっこうRTされます(といっても普段の私と比較してなのでちょぼちょぼ)。Twitterはスマホで見る人が多いのでスマホに最適化した表示になるようにお品書きを作った方がいいです。技術書典のターゲットユーザはPCで見てるだろうってのはあるかもしれませんが、まあ両対応にはしたいですよね。

画像1枚または4枚だと16:9の比率で告知画像を作っておくとPC・スマホ共にぶった切られなくて良いです。(POO松本さん情報。これは一読

なので私はこんな感じでTwitter用お品書きを作りました。

当日の持ち物(予定)

    • 1000円札(おつり不要価格だけど開幕1万円対策に)
    • お金ケース
    • 書見台(イーゼルがないので見本誌置くのに代用)
    • 大きな付箋(見本って書く)
    • サインペン
    • 値段POP・お品書き・スペース番号を書いた紙
    • 名刺(発注済み)
    • スマホスタンド(名刺を取りやすくする用)
    • 名刺入れ
    • 名札カード(名刺で代用かな?)
    • 対面電書シリアルコード
    • ネックストラップ(名札をぶら下げる)
    • B5見本誌カバー
    • 養生テープ
    • 作業用手袋
    • はさみ
    • あの布
    • ゴミ袋
    • 飲み物
    • モバイルバッテリー
    • スケッチブック(これに完売って書きたい)

ワクワクしてきました!

参考

#技術書典4 のサークル参加詳細レポートと考察
技術書同人誌初心者が技術書典3で爆死したので戦略を練る
技術書典で「z-indexを倒す」本を出した際の制作話

前日編へ続く)

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投稿者:

yagitch(やぎっち)

東京都在住の30代元エンジニア。アマチュアイラストレーター。 Raspberry Piを使ったDIYスマートホームの情報を集めています。

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