携帯2社が2007年春モデル端末を発表

2007年1月18日

2画面、香り、防水、ワンセグ、極薄など10機種――ドコモ春モデル発表 – ITmedia
ワンセグ7機種、デザインコンセプトモデルなど10機種──auの春モデル – ITmedia
最近の携帯電話は異常な過熱ぶりですね。数年前まで似たような折りたたみ型しか売っていなかった時代(INFOBAR登場以前)が嘘のようです。デザイン携帯が一般的になったことでまず見た目が多様化。それに加えて最近の薄型ブーム。ここまでくるともはや電話じゃなくて「ガジェット」。新モデルの発表時には毎度毎度ドギモを抜かされます。シーズンごとにMacWorldが開催されてiPodファミリーが次々と発表されているようなもんです。
さて今回の新モデル発表。大きなトピックとしてはau design projectの「MEDIA SKIN」とタッチパネル式2画面端末「D800iDS」、それからドコモ703iシリーズがやたら薄いことでしょうか。
ニュースにはなってないけど個人的に気になったのは次の2点。
・ソニーがメモリースティックをやめた
今回発表されたドコモのソニエリ端末SO903iTVSO703iの外部メモリがmicroSDになっています。つい最近まではラインナップ中唯一メモリースティックDuoにこだわり続けていたソニエリがついに折れたようです。でもauのW51SはメモリースティックDuoを備えているので、完全に諦めたわけではなさそう。単にキャリアの方針が違うだけかもしれません。
・FOMAの電池の持ちが異常
連続待受時間30時間だった時の(いつの話だ)イメージから「電池の持ちが悪い」という印象があるFOMA。いま確認してみると連続待受700時間とか書いてあって驚き。測定方法が分からないので相対的な目安にしかならないですが、movaが基本350~500時間程度だったのと現在のFOMAの薄さを考えると異常に思えます。特にNECとソニエリ端末がおかしい。
N703iD 約700時間(静止時)
N703iμ 約690時間(静止時)
P703i 約640時間(静止時)
SO903iTV 約600時間以上(静止時)
SO703i 約600時間以上(静止時)
D800iDS 約520時間(静止時)
SH703i 約500時間(静止時)
F703i 約420時間(静止時)
P703iμ 約400時間(静止時)
D703i 約380時間(静止時)
premini 約310時間(※参考値)
とりわけ私が気に入ったのはD703i。ストレート型端末狂信者で軽さ重視の私としてはFOMA最薄9.9ミリ+最軽量83グラムというのは見逃せません。ちなみに現在使っているpreminiは69グラム、その前のP503iは74グラム。さすがにカメラの付いてるFOMAがこのレベルまで小さくなることはないでしょうから、80グラム台がFOMA移行の妥協点ととらえてもよいかもしれません。実機を触るまでは分かりませんが、100グラム超端末の「ズシリ」感さえなければ不満はないです。
5年ぐらい前も似たようなことを書きましたが「電池がもつ、頑丈、軽い、かっこいい」が私の選択基準。とりあえずpreminiを超える端末かどうかはこれからじっくり吟味しようかと思います。preminiを使い続ける限り私はカメラともアプリとも無縁、2Gで複雑な旧料金プランのまま。ドコモにとっちゃ嫌がらせのようなユーザです。
ちなみに関係者として携帯について一言だけアドバイスするなら「素直に3Gにしておけ」。メリットが皆無になった2Gを使い続けるとは我ながら愚かな行動をとってると思います。

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