福岡旅行2009

2009年10月14日

九州は福岡県にやってまいりました。うまいものを食べます!

キーワード:
梅ヶ枝餅/梅ゆかり茶/鮮魚(あじ・さんま・さば・かつお・たこ)/馬刺し/もつ鍋/博多ラーメン/もつ天/白玉団子/栗羊羹/玉露/鰻蒸籠蒸し


まずは、にしてつに乗って太宰府へ。


太宰府へ来るのは3度目。4年ぶり。

参道の影になぜかアザラシのぬいぐるみが。残念ながら恐竜のぬいぐるみではない。

太宰府の奥に控える天開稲荷には、狐の顔が入った絵馬が並んでいた。左下の狐がイカス。
ほかに、アニメ顔っぽい狐が描かれた絵馬があったので何だろうと思って見てみたら「石田敦子」と書いてあった。漫画家先生もいらっしゃるのですな。

太宰府に来た目的は参拝より何より梅ヶ枝餅を食べること。しかも、作り置きのものではなくて焼きたてのやつ。焼きたてだと表面のやや固い皮と中身のモチモチさ加減が絶妙で非常に美味。
写真奥手は試飲で出された梅ゆかり茶。梅の香りのする昆布茶でこれまたおいしい。餅とお茶で一休みできてたったの105円。お茶がうまいので思わず箱で買ってしまった。

天神にて夕食。土曜の20時だというのに予約なしで天神を彷徨い、結果的に良い店を見つけた。
翌日からは日曜・祝日と続くので今のうちとばかりに鮮魚を注文する。あじ、さんま、かつお、さば、たこ。
さばは刺身でいただいたが、どうせなら郷土料理であるごまさばを食べればよかったと後悔。

熊本名物、馬刺し。九州に来たら外せない。

博多名物、もつ鍋。写真は雑炊にした状態。
スープにあまり色が付いていないので薄味かと思いきや、しっかりと味がする。希釈用出汁を濃いめに作っているようなイメージで、初めにスープをほいほい取り皿にとってしまうとあとで泣きをみることになる。


博多ラーメン。博多駅近くの一幸舎本店へ。
開店直後だったので比較的空いていた。しっかりとしたとんこつラーメン。予想に反して麺が太め。でもおいしい。

博多ふ頭から高速船に乗り、海の中道へ。

海の中道から福岡市街を見る。小豆島の先端から高松港を望むくらいの距離があり、わりと近い。(高速船で25分ほど)。中央で輝いている巨大建造物は福岡ドーム。

マリンワールド海の中道へ。とりあえずペンギン成分を補給。

アシカショー。のしのし歩くアシカと、軽々と滑りながら移動するアシカのでこぼこコンビ。

イルカショー。
観客席前方3列は盛大に水をかぶることになる。「しぶきが掛かる」のではなく「水の塊が飛んでくる」レベル。イルカたちはショーが終わってもファンサービスをやめないので、ショーが終わった後に油断して水槽の近くに寄っていった子どもたちが、軒並み水しぶきの犠牲になっていた。メンバーの中にクジラ(他のイルカより一回り大きい)も一頭いるので、そいつが飛び跳ねるときが要注意。

イルカは水の中だけじゃなく、陸に上がっても芸をする。イルカたちのサービス精神は旺盛で、ショーが始まる直前まで何度も陸に上がって尾びれを振ったりして遊んでいた。

ひっくり返ったカブトガニ。だれか戻してやってくれ。

パノラマ水槽でのエサの時間。何匹か居るエイのうち、食欲旺盛な奴が一匹(体長2メートル以上)いて、エサをねだって何度も何度もダイバーにまとわりついていておかしかった。ダイバーが押し倒されそうになると会場が沸いた。ここは大相撲福岡場所か。

カウンターで酒が出てくるのを待っているヒゲのおやじがいる。アシカプールの中でじっと動かずにいる。

ケープペンギン。この水族館はあまりペンギンに力を入れていないようで、扱いもいまいち。

事前情報によるとフンボルトペンギンとジェンツーペンギンもいたはずなのだが、現在は展示を取りやめている様子。

JR海の中道駅。さびれた施設と単線ホームの味わい深い佇まい。

再び天神へ。

水炊きが食べたくて店を探すが日曜夜20時に予約なしで入れるはずもなく、何度か断られ、30分ほど彷徨ってから世を隠れるように看板を出しているもつ鍋専門店を発見。昨日に引き続き結果オーライ。

ガイド誌などを見る限り、もつ鍋はこのように並べて出すのが作法らしい。

写真中央はもつの天ぷら。手前にある、酢醤油にたんまり唐辛子を入れたタレにつけていただく。意外や意外、見た目ほど辛くなくて少し香りが広がる程度。これがなかなかモツのしつこさを和らげてくれるので食べやすい。

宿泊したANAクラウンプラザホテル福岡。時間があれば1階のカフェで非常に評判の良いランチバイキングが食べられたのだが、タイミングが合わず断念。

中洲川端へ移動し、甘味の名店「鈴懸」へ。

白玉と栗羊羹、玉露をいただく。白玉はきな粉、つぶあん、ゴマに付けて食べる。定番を外したゴマが一番おいしい。
連れてくれた人がパフェを頼んでいたので分けてもらったが、中に入ったわらび餅が絶品だった。アイスクリームのように舌に乗せた瞬間ふわりと溶けるわらび餅など今まで食べたことがない。

博多の総鎮守、櫛田神社。

山笠でけー。

柳川といえばドジョウ、ドジョウといえば柳川。というわけでドジョウ料理を探してみたが、どうやら柳川市はドジョウ鍋よりもうなぎのせいろ蒸しが名産らしい。というわけでうなぎ専門店「柳川屋」へ。

せいろ蒸しはうなぎとご飯を一緒にせいろで蒸したもの。ご飯がタレとまんべんなく混ざっているのでうな重のように味の濃さを感じることがない。その代わり、タレはみりんか砂糖が効いているのか割と甘め。全体的にうな重ほどのボリュームはないため、今回あまりお腹が空いていない状態で入っても胃にもたれることなく食べることができた。

地下鉄に乗って空港へ。福岡市内はSuicaのようなIC乗車券が乱立していて、「SUGOCA(JR九州)」「nimoca(にしてつ)」「はやかけん(福岡市営地下鉄)」と非常に不便。IC乗車券か一日乗車券のどちらかが統一されていれば使ったのになーと思う。まあこれは東京がSuica/PASMOで統一されすぎているからこそ感じることなのかな。

福岡市営地下鉄ではホームドアのそばで行列を作るのではなく、ホームの端と点字ブロックの場所を通路として空けて行列を作るのがスタンダードらしい。たしかに、こちらの方が合理的だ。

福岡空港でのセカイカメラの様子。ほとんどが写真タグ。

羽田到着。なんだか今回はずっと幸運に恵まれていたような気がする。予約なしで良い店を見つけられたり、店に入った直後に混雑し始めたり。一度も並ぶことはなかったし。
おみやげは博多名物、辛子明太子。そして熊本名物、辛子蓮根。
ごちそうさまでした。

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