行こうと思いながらずっと行けなかった店がある。
この土曜日に行ってきたのでちょっと紹介する。
ティーエスプレッソ ハッティー
http://www.hatea.jp/
紅茶専門店にずっと行きたかった。でも有名な紅茶専門の喫茶店だと何となく敷居が高くて足が向かない。もっと気軽に立ち寄れる、コーヒーショップのような紅茶専門店があればいいなとずっと思っていた。それを見事に実現したのがこの店。
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場所は恵比寿。
入口はほとんどシアトル系コーヒーショップと同じ雰囲気。
朝8時すぎに行ったところ客は私のほかに1人しかいなかった。
7:30開店(平日は7:00開店)らしい。通勤途中にあれば間違いなく毎日通うな。
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ティーラテ M 380円
ツナ・チーズ トーストプレート 240円
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シナモンチャイ S 360円
ティーエスプレッソ シングル 290円
ティーエスプレッソは名前の通り紅茶のエスプレッソ。普通のエスプレッソマシーンを使って(フィルタだけ紅茶仕様)抽出しているらしい。飲んでびっくり、ワインを飲んでるのかと錯覚した。紅茶の持つ香りも渋みも酸味も苦みも甘みもそのまま限界まで濃縮されていて、飲んだ瞬間に洪水のように全部の味覚を刺激する。由来は紅茶でも、ほとんど紅茶ではない別の飲み物かと疑ってしまう。本当に、紅茶と言うよりワインに近い。これはすごすぎる。
ティーエスプレッソのインパクトが強すぎてティーラテもシナモンチャイもとりたてて感想がない。
とは言え、毎日飲んでも飽きないおいしさだと思う。
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冷静に考えてみると、コーヒーショップのような感覚で紅茶の店を実現するには大きな壁がある。紅茶は作るのに時間がかかるのだ。くみたての水を湧かして茶葉入れて数分かけて抽出して出す。こんな調子で一杯出すのにいちいち5分以上も掛かっていたら間違いなく混雑する。
それが、エスプレッソなら30秒で出来る。抽出に3分やら5分やら待つこともない。流石としか言いようがない。ぜひとも全国展開していただきたい。全国展開までいかなくても私の家の近所に進出していただきたい。
これって、既存のコーヒーショップに応用できないのかな。エスプレッソマシーンを使い回しできるなら紅茶用フィルタだけライセンス供給すればいいだけなんだけど。
なぜこうも外食産業の中でコーヒーに比べて紅茶は扱いが悪いのだろうか。スタバなんかで紅茶(タゾティー)を頼むと湯とティーバッグが出てきて「マクドナルドのホットティーと一緒やんけ!」とツッコミを入れたくなる。この専門店のように手頃な値段で入れ立ての紅茶が気軽に楽しめるようになることを切に願う。
紅茶専門店「hatea」に行ってきた
2008年10月28日