「あたし猫」 by ナツメ☆

2008年10月13日

あたし彼女のガイドライン – 2ch

あたし猫  夏目漱石
 
アタシ

名前?
まだなぃ ょ
まぁ普通にねこ
飼い主?
まぁ
当たり前に
いる
てか
いない訳ないじゃん
みたいな
生まれ?
ゎかんない。全然しらなぃし
チョー暗いとこ?で
ニャー☆ミニャー☆ミ泣いてたワラ


昨日飲み会で「あたし彼女」の話題になり、微妙に改変したりして盛り上がったのだが…後でぐぐってみると皆同じことを思いつくようで。げんなり。
(参照:日本ケータイ小説大賞:第3回はkikiさん「あたし彼女」 – mainichi.jp)
ということは明治文学という素材を使ってどんどんケータイ向けに翻訳(!)したら読者増えるんじゃねえの。と思っていたらこれまた皆同じことを思いつくようで。


名作文学をケータイ小説(笑)にしようぜ – ブログちゃんねる

わたしはエリ。フツーの女の子。この前パパが死んじゃって、生活のためにダンサーになってバイトを始めた!
エリ、フツーに可愛いほうでスタイル良いほうだったから、パネェ人気だった。舞姫とかいわれた。笑
でも店長が「エリはパパが死んじゃって大変だろ?俺と結婚してイイことしてくれたら、セレブな生活できるようにしてあげるよ?」だって!
キモチワルイイ。。おやじのいやらしい視線がエリの体を舐め尽くすみたいにはい回る。
エリ、泣いて帰った。
エリだって、かっこいい彼氏に恋して結婚して可愛い赤ちゃん生みたいよっ!
ママに訴えた!店長に言い寄られたって。でもママお金のために結婚をすすめたの。。。
エリ、絶望して、真冬の白銀の世界に飛び出した。
「寒いよぉ。サミシイよぉ。たすけてぇっっ。。」
「おいっ!何で泣いてるんだよっ?」
それが、トヨ太郎だった。。
お金くれて助けてくれたのがきっかけで付き合った。えっちもした。でも妊娠したら仕事を理由に逃げられた。マジ発狂した。スイーツ(笑)

(※森鴎外「舞姫」)
名作文学をケータイ小説(笑)にしようぜ@文学板 – 2ch

ぁたしマジで暇だったんで、
朝も夜も授業チューもずっとずっとケータイにぎって、
。・゚・☆日記・゚・☆。にテキトーに頭にぅかωだどーでもL1ーコトをだらだら書L1てたら
マジぁりぇねーくらL1どんだけなテラキモスなカソジになっちぁったωだヨねぇ0(・∀・)♪

(※吉田兼好「徒然草」)

ぁさ起きたら、何か虫みたいになってた↓

(※フランツ・カフカ「変身」)


さっき本屋に行くとケータイ小説が書籍化されている隣に夏目漱石の「三四郎」を見つけた。
中身を見るとなんと横書きで書かれていて、文字色も赤だったり青だったりカラフル。そして表紙にはジャニーズ系俳優の写真が使われていて中のページにもグラビアがあるという手の込みよう。(さすがに文章の改変はしていない)。
まったく先を越されたな!

こういった文章がどんどん軽くなっていくという流れはある程度仕方のないことだろうなと思う。何より私自身の実体験として「カラマーゾフの兄弟」の新訳版(旧訳版よりもはるかに平易)が出るまで読めずにいたのだから。世の中に読めない人がたくさんいるならあの手この手で読めるようにしていくのが当たり前の流れなんだろう。というわけで、私はケータイ小説を否定しない。
もしケータイ小説を小説として認めないと、次は「ライトノベルは小説か?」なんて議論が始まってしまって不毛なので、どっちでもいいじゃないかとお茶を濁しつつ不毛な争いには荷担しないことにしたい。

おまけ

おまけ。冒頭で引用したガイドラインスレより。

アタシ
信長

本能寺で
チョー盛り上がる
宴会やってる
さっき
ひまそうにしてる
光秀も
誘ってやったら
嬉しそうにクルって
お前そんなに騒ぎたいのかと
チョーウケル
あ、
きたみたい
続きはまた後で
 
 
あつ

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