CEATEC JAPAN 2008 レポート

2008年10月5日


アジア最大の技術見本市、CEATEC JAPAN を見に幕張メッセまで行ってきました。
以下レポート。
(いずれの写真もクリックすると拡大)

本日の目的の一つ、SONYブースの有機ELコーナー。


なんという薄さ。


こちらは液晶テレビ。BRAVIAのこの薄さは異常。9.9mmて。

あまりにも薄いので、本体を分離してワイヤレスにすれば壁掛け可能。

東芝ブース。10分で90%まで充電できるというSCiBのデモ。


ノートPC向けのSCiB。

三菱電機ブース。レーザーテレビは長蛇の列。


日立ブース。屏風型のテレビ台。そして金箔を貼ったテレビ。

電機メーカーは各社とも薄型テレビの薄さで勝負しているため、このように横向きの展示方法が目立った。
ぱっと見た感じでは何事かと思うけども。

NTTドコモブースのセパレートケータイは長蛇の列。本日の目的2つめ…のはずだったが、80分待ちと言われあえなく断念。ここはディズニーランドか。

富士通ブース。ドコモブースでは見られなかったセパレートケータイがショーケースに。

セパレートを生かした超フリーダムな設計。
ほかにも、LTEを使ってドコモブースとメタルギアソリッドのネットワーク対戦をやっていたりと面白かった。

経産省肝いりの情報大航海プロジェクト。広いブースを構えていたが、意外と閑散だった。

情報大航海でやっている動画検索のPR素材にアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」が大量に登場していた。おそらく研究者の趣味なのだろうと薄ら笑みを浮かべていたのだが、パネルを見ると企画主体が角川マーケティングだった。ぎゃふん。

NAVITIMEブース。カーナビを持ち運び可能にした「Wireless Navigation Device」を展示。よくみるとHTCの元祖セパレートケータイ「X7501」を使用している。

韓国や中国、アイルランドなどは多数の企業が相乗りでブースを構えていた。写真は韓国館で見つけたAIBOもどき。子供たちに大人気。

Microsoftブース。Media Centerに大きく割かれていた。隣はAMDブース。

太陽誘電ブース。リモコンロボットを使ったゲームをやっていた。


HD-PLCブース。家庭用100V電源で充電できる電気自動車の実物展示。


Phihong Technology(台湾)ブース。大画面タッチパネルのデモ。

Tyco Electronics(米国)ブース。リニアモーターカーのデモ。

スパコン協議会ブース。文部科学省、東大、海洋研究開発機構などの相乗り。地球シミュレータの民間開放実績のアピールと用途公募をしていた。地球シミュレータのレンタル料金は1ノード・時間あたり1585円。全ノード借り切ると1時間ごとに100万円かかる計算だ。

JDCブースで見つけた世界最小の衛星電話。小さいだけでなく、ものすごく軽い。バッテリー込みで120g前後といったところか(イリジウムだともっと大きい)。インマルサットを利用して月額60ドルから使える。

Ruika Technology(香港)ブース。ルンバもどきを発見。

三菱電機さん、入口エスカレータから裏方丸見えなんですけど。ノートパソコンの画面とか見えてましたよ。

イベント終了直前のKDDIブースでは、コンパニオン数十名全員が一列に並んでいた。そして写真を撮りまくる人々。

イベントには付きものの記念Tシャツ。1200円。

みなさん5日間おつかれさまでした。
その他雑感。
サムスンやHTCなど中韓大手ハードウェアメーカーの出展がなかったのが残念。インテルは他社との合同出展のためほとんど存在感なし。NTT東西は小さな展示が2つのみ。KDDIはブースの広さに反比例して驚くほど内容が薄っぺらいのだが大丈夫なのか。パナソニックは社名変更以来テレビをはじめ湯水のように広告費たれ流しのためか存在感も大きかった。シャープはインターネットテレビをアピールしていたので若干心配。村田製作所のムラタセイコちゃんは時間の関係上ステージが見られず残念。NECは見るべきものがなく、ブースも富士通より小さめであまり力を入れていない印象。企業に混ざって参加しているNICT(情報通信研究機構)は中身の濃さもあって独特の存在感と雰囲気を醸し出していた。
本日のMVPはSONYの有機ELディスプレイとJDCの世界最小衛星電話かな。

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