先月末にリリースされたOpera9のベータ版。Opera9の新機能は、
- BitTorrent対応
- Widget対応
- コンテンツブロック機能
の大きく3つ。その他の細かい改善点はプレスリリース参照。
標準画面は特に変更はない。
Torrentファイルをクリックするだけでダウンロードができる。手順も表示画面も通常のファイルダウンロードとほとんど変わらない。
タブにフォーカスするとサムネイルがポップアップする。大量のタブを常に開きっぱなしな私みたいな人には便利。
これまで設定ファイルを直いじりするしかなかった検索ウィンドウは設定画面からカスタマイズできるようになった。地味な改善だけど意外に有り難い。
起動中はデスクトップの上にWidgetボタンが表示される。Widgetボタンをクリックするか、F6キーでWidget画面に移る。
ピンを押すことで通常画面に戻ってもWidgetを表示させ続けることができる。
デスクトップ上部のWidgetボタンはOpera本体が最小化されていてもずっと表示されたまま(移動も消去も可能)。いつでもボタンを押せばWidget画面に移る。
こうやってみるとMacOS XのDashboardの使い勝手そのまんま。DashboardやYahoo! widgets(Konfabulator)のようにwidgetを自作することもできる。
そして気になるコンテンツブロック機能。とりあえずMSNを表示させて試してみた。
画面上で右クリックしてコンテンツブロックを有効にすると「どのコンテンツをブロックしますか?」と聞かれる。
ブロックしたい広告や画像を選択すると、
自動的に消してくれる。まだちょっと不完全のようだ。
自動認識して消去してくれるわけではないし、ページごとに設定が必要なのでProxomitronに慣れた人には不満かもしれない。そのぶん誤消去がなくていいのだが。
ほか、RSSリーダ、メール、チャット(IRC)機能もこれまでと変わらず使える。今のところ重くなった印象はないので、正式リリースされたらそのまま移行したい。もはや機能に不満点がないので今回のバージョンアップでほとんど完成するんじゃないかなあと思う。