HUIS UI CREATORで遊んでみよう(カスタマイズ編)

2016年6月27日

準備編でHUIS UI CREATORが使えるようになったので、早速リモコン画面をカスタマイズしてみます。
[New]をクリックして新規作成画面に移動し、中央の作業領域の何も無いところをクリックすると、左側領域で背景画像が選択できるようになります。
ui-creator-5
任意の画像を指定します。
ui-creator-6
Saveをクリックして「保存してHomeに戻る」を選択すると、すぐに同期されます。UI CREATORを終了してからHUISの接続を切断すると反映されます。
IMG_9035
追加されていますね。


カスタマイズ例です。詳細は省略します。
ui-creator-7
上半分のボタンはうちの液晶モニタ、下半分のボタンはAVアンプを学習させて割り当てています。
便利。
IMG_9033


詳しい説明はGitHubのREADMEを読みましょう。
できること、できないこと、注意が必要なことを挙げておきます。
HUIS本体で作成した画面とUI CREATORで作成した画面は別管理っぽい
HUIS本体で作った画面を直接UI CREATORで編集したり、その逆をしたりはできません(不具合?)。UI CREATOR上でボタンのコピーはできますので、既存ボタンを新規作成した画面へコピーするなどしてうまく編集しましょう。
ボタンタップ時のアクションを変更できるが、プリセットされている内容からしか選べない
UI CREATORで作ったボタンにリモコン学習したアクションを割り当てることができません。HUIS本体側で適当なボタンに一旦リモコン学習させておいて、UI CREATOR上でそれをコピーしてから編集する必要があります。
テキストのフォントサイズや位置設定が反映されない
UI CREATOR上でフォントサイズを指定しても反映されないようです。また、UI CREATOR上ではテキストがセンタリングされているのに実際には左寄せで表示されます。
フォントサイズの件は不具合っぽいので、正式リリースまでに解消されるのではないかなーと思います。

HUIS UI CREATORで遊んでみよう(準備編)

IMG_8810
SONYの電子ペーパー式学習リモコン「HUIS REMOTE CONTROLLER」を購入しました。
HUISが他の学習リモコンに比べて優れているのは、ボタンの大きさや形をソフトウェアで自由にカスタマイズできるということ。
ただ、そのカスタマイズに必要なソフトウェア(UI CREATOR)がまだ正式にリリースされていません(8月末予定)。現時点ではプリセットされたいくつかのボタンの中から選ぶしかありません。片手落ちですね。
とは言え、UI CREATORプレビュー版のソースコードは既にGitHub上で公開されていて、環境を揃えてビルドすれば今からでも使うことができます。
GitHub: sony/huis-ui-creator
https://github.com/sony/huis-ui-creator

私にはちょっと難しくて上手くいかなかったのですけど、とある友人の協力によりビルドされたものを入手できたので、使ってみようと思います。


まず、HUIS側のソフトウェアを2.0.3にアップデートします。ちなみに6/27現在、公式で公開されている最新バージョンは2.0.2です。
アップデートファイル「update_2.0.3.dat」をダウンロードページからダウンロードします。
HUISをPCに接続すると、ストレージ「HUIS-100RC」として認識されます。

ストレージとして認識された状態
ストレージとして認識された状態

ストレージの直下にアップデートファイルを移動します。
アップデートファイルを移動した状態
アップデートファイルを移動した状態

HUIS上で、設定ボタン→システム→「アップデートする」をタップ。
IMG_9027
「アップデート」をタップ。
IMG_9028
アップデート中…
IMG_9030
アップデート完了。
IMG_9031


次に、UI Creatorのファイル一式をここからダウンロードして、ローカルに展開します。

ファイル一式でだいたい188MB程度
ファイル一式でだいたい188MB程度

huis.exeを起動します。このときHUISをPCに接続した状態にしておきます。
起動画面1
同期中画面

同期画面が一瞬出て
起動画面2
起動画面

起動が完了します。ここで[New]をクリックすると
編集画面
編集画面

リモコン画面の新規作成ができます。
準備は以上です。
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