ぶらり途中下車の旅~銀河鉄道でお台場へ

2008年6月16日

金曜日(13日)に遠くに住んでいる後輩が東京に遊びに来たので、浅草あたりでぶらり途中下車の旅ごっこをして遊んだ。
商店街で散々甘いものの食べ歩きをした後、隅田川のあたりで船着き場を発見。お台場行とか書いていたので水上バスでお台場に向かうことになったのだが、この水上バスが単なる船ではなかった。

な、なんじゃこりゃ!?
船の名前は「ヒミコ」。ナウシカに出てくる王蟲を思わせる流線型の奇抜なデザインは宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999の松本零士がデザインしたらしい。「宇宙船」をイメージしたというが、いくら何でも奇抜すぎだぜ先生。そしてそれを作ってしまう船会社も船会社だ。まったく馬鹿すぎだ(褒め言葉)。

そして乗ってみると銀河鉄道999のメーテルと鉄郎と車掌の等身大パネルが置いてあった。しかも前方ど真ん中に。ただの撮影用かと思ったが出航してみて分かった。船内アナウンスがすべて彼らの声なのだ。車掌が橋やランドマークの解説をして、メーテルと鉄郎がコメントする感じ。全50分の旅程中に適度な間隔で、観光案内を兼ねた3人の掛け合いが入ってきて楽しませてくれる。
社内設備はわりとシンプルで、3~4人掛けの丸テーブルが並んでいる感じ。そして乗船客はわりと外国人観光客が多い(銀河鉄道999とか分かるのかな?)。天井に至るまで前面ガラス張りなのでくぐる橋の下もよく見える。実際、勝鬨橋ではちょうど橋の真ん中を通ったために左右の切れ目を確認できた。ただ、窓は完全締め切りなので他の水上バスのように外に出て風を感じるようなことはできない。
所要時間は50分。運賃は1520円。まあ、高松から小豆島に行くよりもちょっと遠い感じかな。(高速艇スーパーマリンの所要時間は30分、運賃1130円)。

お台場に到着したのはまだ明るい18時過ぎ。そのままアクアシティのKIRIN WATER GRILL(キリンビール直営のレストラン)でブラウマイスターをかっくらいながら夕日が沈んでいく様子を見られたので非常にタイミングが良かった。浅草~台場の川下りはデートコースとしてはわりと穴場かもしれない。連れが松本零士を知っていれば、の話だが。

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