前回、仕事疲れの延長上で思いつくままに書いたエントリ、「Operaユーザから見たMozilla Firefox」には誤解点がありました。インストールしたそのままで試し、拡張機能を使わなかったためにカスタマイズ性に欠けるという結論になっていました。その後の使用でデザインもツールバーも設定も細かくカスタマイズできることが分かったのでここに訂正します。
Mozilla Firefoxの問題点として、以前のエントリでは
・新規タブではなく新規ウィンドウで開く
・タブバーが左側に移動できない
・キーボードショートカットが貧困
・デザインに愛想が無さ過ぎ
の4点を挙げましたが、カスタマイズによってかなり改善されました。
今のところの問題点は、
・キーボードショートカットが貧困
・拡張機能を探し出すのが面倒
・使いこなすのに高度な知識が要求される
の3つでしょうか。
細かいところまでカスタマイズできるのはいいけれど、それをするにはjarファイル開いてxulファイルをテキストエディタで直いじりとか、開発者ツール入れてDOMインスペクタを使うとか難しすぎ。手間かかりすぎ。せめてクラスやIDの一覧があればなあ。
「地球上で最もカスタマイズ可能なブラウザ」は、知識と努力さえあればカスタマイズ不可能ではなくもない、という難しい問題も含んでいました。私のような素人でも細かくカスタマイズできるようになるにはTipsが蓄積されてユーザコミュニティが育つのを待つより他にありませんね。
今のところ拡張機能はある程度十分に提供されているのでそれで問題ないんですけどね。
メモ:
タブをフラットなボタンにする
レビュー:軽快な高機能ブラウザー『Firefox 1.0』(上)
Operaユーザから見たMozilla Firefox その2
2004年12月12日