ワンタイムトークンの喪失リスクとバックアップ

2015-04-20 00:55 | 技術 | ワンタイムトークンの喪失リスクとバックアップ はコメントを受け付けていません。

GoogleやEvernoteなどのWebサービスではセキュリティのために多要素認証(MFA)を設定できる。メジャーどころはだいたいOATHに準拠したTOTPを使っていて、トークンアプリを一つ入れておけば各サービスのトークンが使えるようになる。

私の場合はスマホにGoogle Authenticator(Google認証システム)を入れているのだけど、もしスマホが壊れたときに認証できなくなるリスクがあるので、バックアップとなる緊急認証手段を用意しておきたい。

Google Authenticator 画面

Google Authenticator 画面

私の手元には10種類以上のアカウントが設定されている。

  • Google
  • Facebook
  • Evernote
  • Microsoft
  • Yahoo! Japan
  • AWS
  • Github
  • Slack

(※ほか多数)

2段階認証におけるTOTPトークンアプリの移行方法
http://reliphone.jp/totp-apps/

どのサービスも基本的に、認証さえできていれば既存のを無効化して新しいトークンを設定できるので、認証済みのPCやスマホを複数用意しておけば緊急時でも再設定ができる。

IIJ SmartKey
http://www.iij.ad.jp/smartkey/

またトークン自体のエクスポート機能を持ったアプリもあるので、データだけ保管しておいて新しいスマホにインポートする事もできる。

もし手元のデバイスが全部壊れた場合、つまりサービス側に保存されている“信頼されたデバイス”が全喪失したときは次回ログイン時にトークンが要求されて(そしてトークンも失われていると)ログイン不可能な状態になる。機種変更するなどの対処で一旦電話が使える状態にまでできればSMS・電話認証で済ませられるが、登録電話番号が分からなくなったとか、携帯電話を出先に忘れてきたとかで待ってられない場合は最終手段バックアップコードの出番になる。事前に紙に印刷するなどしてオフラインで安全に保存しておきたい。

Evernoteのバックアップコードの例

Evernoteのバックアップコードの例

ここからは細かい話。

iPhone5sの交換からAWSコンソールへログインできなくなって復活したところまでの顛末
http://blog.mittostar.info/2014/07/13/iphone5s%E3%81%AE%E4%BA%A4…

AWSだと復旧手段が英語の電話になってしまうようなので、英語に自信がないなら前述のアプリでエクスポートをしておくか、初めからトークンを多重化しておくのがいいだろう。多重化は同一のキー(二次元バーコードのアレ)を複数端末で読み取っておくだけ。

ただ、トークンを多重化した場合たとえば2台持ちが2台とも水に濡れたとか車に轢かれたとかで全滅するリスクもあるので、全滅を防ぐため少なくとも一つはできるだけ安全な場所にバックアップを保管しておきたい。つまりゴミのようなAndroid端末にトークンを設定し、オフライン設定にして、電池を抜いて保管しておくのがいいだろう。(リスクを最小化するなら空き巣に入られても金目のものに見えないようなゴミ端末が良いと思う)

Google Authenticatorを使ったSSHのワンタイムパスワード認証の設定(CentOS 7)
http://blog.virtualtech.jp/tmiyahar/1311

サーバのSSH接続にMFAを設定している場合も、ログイン不能になることを防ぐために同じ方法が使える。

以上、トークンの喪失リスクとバックアップについて長々と紹介したのだけど、結局のところ多要素認証というのはパスワード攻撃を防ぐためのものなので、あまりトークン自体のリスクに悩むよりはパスワードそのものの管理を強化した方がよいかもしれない。


東京アメッシュと気象庁ナウキャストと国土交通省XRAINの違い

2014-08-24 00:29 | 技術 | § 1

結論から言うと、気象庁の高解像度降水ナウキャストが一番精度が高そう。

(A)降水ナウキャスト(気象庁)
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/

(B)高解像度降水ナウキャスト(気象庁)
http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/

(C)XRAIN(国土交通省)
http://www.river.go.jp/xbandradar/

(D)雨雲予報 by XRAIN(日本気象協会)
http://n-tenki.jp/sp/xmp/

(E)東京アメッシュ(東京都下水道局)
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/

(F)雨雲レーダー Ch.(ウェザーニューズ)
http://weathernews.jp/radar/

気象レーダーのソースの違い

ざっくり言うとこのような関係。

観測レーダー A B C D E F 解像度 間隔 説明
気象庁
Cバンドレーダー(全国20箇所)
1km 5分 半径120km
国土交通省
Cバンドレーダー(全国26箇所)
1km 5分 半径120km
国土交通省
XバンドMPレーダー(主要部14箇所)
250m 1分 半径60km
東京都下水道局など
Xバンドレーダー(関東5箇所)
250m
〜1km
1分 半径50km
ウェザーニューズ社
WITHレーダー(全国31箇所)
150m 6秒 半径50km
※指向性あり

この他にもレーダー以外(雨量計など)の情報が使われていたり、さらに予想データの提供有無もあるので、詳しくは各項目で後述。

Cバンドは周波数が低いためカバー半径が広く降雨減衰が少ない。Xバンドは逆に周波数が高いためカバー半径が狭く降雨減衰が大きい。Xバンドはその分メッシュを細かくとることができるので、両者を組み合わせることで精度の高い観測ができる。

降水ナウキャスト(気象庁)

レーダー・ナウキャスト
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/

降水ナウキャストの説明
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/kotan_nowcast.html

降水のほか雷・竜巻の観測データとあわせて「レーダー・ナウキャスト」という名称で公開されている。ほぼ全国をカバーしている。降水予想も見ることができる。

高解像度版降水ナウキャスト(気象庁)

高解像度降水ナウキャスト
http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/

高解像度降水ナウキャストの説明
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/highres_nowcast.html

2014年8月から提供開始された、従来の降水ナウキャストのパワーアップ版。気象庁レーダーに加えて国土交通省XバンドMPレーダーと、そのほか気象庁・国土交通省・地方自治体が保有する全国の雨量計のデータ、ウィンドプロファイラ(上空の風データ)やラジオゾンデの高層観測データを使用。

XRAIN(国土交通省)

XRAIN
http://www.river.go.jp/xbandradar/

XRAINの説明
http://www.river.go.jp/xbandradar/inform.html

全国の河川管理のための観測データを活用したサービス。気象庁のような降水予想はなし。大都市部を中心とした多くの地域(=Xバンドのカバー地域のみ)をかなり詳細に見ることができる。カバーされていない地域(=Cバンド)も一応トップページでだいたいの様子をつかむことはできるが、こちらは低解像度で見づらい。

雨雲予報 by XRAIN(日本気象協会)

雨雲予報 by XRAIN
http://n-tenki.jp/sp/xmp/

日本気象協会のサービス。国土交通省XバンドMPレーダーのデータを元に、降水予想を提供している。

東京アメッシュ(東京都下水道局)

東京アメッシュ
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/

東京アメッシュの説明
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/ja/amesh/index.html

東京都内の下水道施設の管理のための観測データを活用したサービス。東京都とその周辺地域のデータを見ることができる。気象庁のような降水予想はなし。気象庁レーダー、東京都・埼玉県・横浜市・川崎市の各自治体レーダーと雨量計などの情報を合成している。合成処理とWeb公開は日本気象協会(tenki.jpの運営元)で行っているが、その情報がtenki.jpのデータに流用されているかどうかはよく分からない。

ウェザーニューズ

雨雲レーダー Ch.
http://weathernews.jp/radar/

ウェザーニューズ社のサービス。気象庁のデータを基本としているが、ゲリラ雷雨の予想精度を上げるためか、気象庁レーダーの弱い地域などに小型レーダーを独自整備している。気象庁と同じく降水予想も提供している。独自レーダーのデータが全国の雨雲レーダーに合成されているのかはよく分からない。

Webに転がっている情報をもとにまとめてみたけど、間違っているかも。

参考

気象庁 防災気象情報の技術の現状(2012)
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/minkan/koushu120203/shiryou1.pdf

国土交通省 防災 Xバンドレーダー雨量計の整備
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000049078.pdf

東京都下水道局 降雨情報システム(東京アメッシュ)の概要について(2007)
http://www.asianhumannet.org/db/datas/0912-j/sewerage-amesh.pdf

日本気象協会 局地豪雨に関する情報提供について
http://www.mlit.go.jp/common/000032842.pdf

WITHレーダーによる局地的強雪の捕捉と除雪作業支援
http://www.hkd.mlit.go.jp/kanribu/chosei/fuyutopia/ronbun/r81.pdf

レーダー・ハンター れー太ー君
http://rebamga.web.fc2.com/weather/3-radar.html


VALUEDOMAINのDynamicDNSを自動で更新する(PowerShell編)

2014-04-25 18:05 | 技術 | VALUEDOMAINのDynamicDNSを自動で更新する(PowerShell編) はコメントを受け付けていません。

ただのコピー記事だけど、自分用メモとして。

やりたいこと
・自宅サーバのIPアドレスが固定じゃないので、変更を検知してDNSレコードを随時更新したい
・自宅サーバはWin32環境(WS2008R2)、DNSサーバはVALUEDOMAINを使用

Win32ならDiCE使えって話だけど、このページのスクリプトを使ってみた。DiCE有料版でサービス使わなくてもログオフ状態で更新できるよ。

POWERSHELL スクリプトで VALUE-DOMAIN の DDNS を更新
http://awoni.net/blog/2009/10/362/

導入方法

(※Windows Server 2008 R2で確認)

まずはこのファイルをローカルのどこかに置いて、14行目までを自由にカスタマイズ。

ddnsupdate.ps1

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# ドメイン名
$DOMAIN = "example.com"
# パスワード
$PASS = "password"
# サブドメイン名 すべての場合は*
$HOSTNAME = "targetserver"
# IP アドレスを取得するページのURL
$IP_URL = "http://example.com/getremoteaddress.php"
# Value-Domain のDDNSサーバの登録ページのURL
$DDNS_URL = "http://dyn.value-domain.com/cgi-bin/dyn.fcg?"
# ログファイルを保存するディレクトリ
$DATAPATH = "C:\path\to\"
$IP_FILE = "old_ip.txt"
$LOG = "log.txt"
 
# ログの出力
function write_log($message)
{
    $now = Get-Date;
    Add-Content ($DATAPATH + $LOG) ($now.ToString("yyyy/MM/dd HH:mm:ss") + " " + $message)
}
 
# 記録しているIPアドレスの取得
if (Test-Path ($DATAPATH + $IP_FILE))
{
    $old_ip = Get-Content ($DATAPATH + $IP_FILE)
}
else
{
    $old_ip = "0.0.0.0"
}
echo $old_ip
 
# IPアドレスの取得
$wc = New-Object System.Net.WebClient
try
{
    $new_ip = $wc.DownloadString($IP_URL)
    $wc.Close;
}
catch
{
    write_log("11:IPアドレスが取得できません。")
    try
    {
        $new_ip = $wc.DownloadString($DDNS_URL + "ip")
        $wc.Close;
    }
    catch
    {
        write_log("12:IPアドレスが取得できません。")
        echo "12:IPアドレスが取得できません。"
        return;
    }
}
echo $new_ip
 
if ($old_ip -eq $new_ip)
{
    write_log("00:IPアドレスの変更がありません")
    echo "00:IPアドレスの変更がありません"
}
else
{
    # アドレスが変更されている場合にVALUE-DOMAINのDDNSサーバーの更新
    $wc = New-Object System.Net.WebClient
    try
    {
        $status = $wc.DownloadString($DDNS_URL + "d=" + $DOMAIN + "&p=" + $PASS + "&h=" + $HOSTNAME)
        echo $status
    }
    catch
    {
        write_log("12:サーバに接続できません。")
    }
    $st = $status.Split("`n")
    if ($st[0] -eq "status=0")
    {
        Set-Content ($DATAPATH + $IP_FILE) $new_ip
        write_log("0:OK IP:" + $new_ip)
    }
    else
    {
        write_log($st[0] + ":" + $st[1])
    }
}

[DOWNLOAD]
(※ダウンロード後に拡張子をtxtからps1に変更して下さい)

設定について少し解説。

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# ドメイン名
$DOMAIN = "example.com"
# パスワード
$PASS = "password"
# サブドメイン名 すべての場合は*
$HOSTNAME = "targetserver"

これらはVALUEDOMAINで使っているものを入力。

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# IP アドレスを取得するページのURL
$IP_URL = "http://example.com/getremoteaddress.php"

IP_URLはリモートアドレスを取得できるURLを入力。
巷にはいくつかあるが、ひとまず自前で用意。

getremoteaddress.php

<?php
    echo getenv("REMOTE_ADDR");
?>

3行だけ。このgetremoteaddress.phpを任意のリモートサーバに置く。アクセス可能な場所なら自宅サーバでなくても良い。別にリモートホスト取得できてHTTPで返却さえできればPHPでなくても良い。

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# ログファイルを保存するディレクトリ
$DATAPATH = "C:\path\to\"
$IP_FILE = "old_ip.txt"
$LOG = "log.txt"

このあたりはローカルの問題なのでお好みで。

設定完了したら右クリック→「PowerShellで実行」してみて動くかどうか確認。たぶん初期状態だと署名を求められて動かない。

そんな時は管理者権限でWindows PowerShellを実行して、以下コマンドを実行。

> Set-ExecutionPolicy Unrestricted

powershell1

やばげなメッセージが出るので、セキュリティリスクを受け入れてもいい人は「Y」を入力。自己責任でやっちゃえない人は回れ右しましょう。

再度実行してみて、ps1ファイルと同じディレクトリにログファイル(log.txt)とIPアドレスメモ(old_ip.txt)が置かれたらちゃんと動いた証。実行時刻と「0:OK」が記録されていれば更新成功。

あとはタスクスケジューラにでも登録して、バックグラウンド更新させましょう。

powershell2

実行するスクリプトは「C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe」で、引数として「-c C:\path\to\ddnsupdate.ps1」などとフルパスでファイル名を指定してやればOK。

参考

POWERSHELL スクリプトで VALUE-DOMAIN の DDNS を更新 – Webアプリ作成日記
WSH/サンプル/DDNS更新スクリプト – jomura.net


BluetoothとiTunesで作る快適オーディオ環境

2014-04-23 21:02 | 技術 | BluetoothとiTunesで作る快適オーディオ環境 はコメントを受け付けていません。

新しくデジタルアンプを買って、私にとって理想的なオーディオ環境が整ったので晒してみる。

オーディオネットワーク構成図

オーディオネットワーク構成図

ポイント

  • PCで再生しようがタブレットで再生しようがすべてスピーカー出力
  • 音楽ライブラリはすべてiTunes上にある
  • TVを試聴する場合はNexus7からnasneへ接続し、音はBluetoothでアンプへ飛ばす
  • 常時稼働のサーバ上でiTunesを動かしておき、PCで再生したい場合はホームシェアリング機能で転送し、音はUSBでアンプへ飛ばす
  • 外出時などサーバが使えない場合はiPhoneにインポートしてある音楽ライブラリから聴く。音はBluetoothでアンプへ飛ばす

PCもiPhoneもタブレットもすべての音声をスピーカーから出力したい……という理想を実現したらこうなった。過去にはアクティブスピーカーに無理やりアナログ線を多重接続してTVとPCの両出力対応させたり、別のアンプを買ってiPhoneからAirplayで飛ばしたり様々な苦労を重ねて試行錯誤することになった。

TEAC AI-301DA

TEAC AI-301DA

このデジタルアンプ、TEAC AI-301DAはとても気に入っている。現在発売されているUSB DAC兼プリメインアンプの中でBluetoothに対応しているのはこれぐらいしかない(中華系にあるにはあるがあまり流通してないようだ)。そもそもアンプやネットワークプレーヤーにワイヤレスでデータを飛ばすという発想をしているのがTEACぐらいしかない。他社はせいぜいAirplayをオマケに付けているか、単体アンプじゃなくてBluetoothスピーカーにしてしまうか、「Bluetooth使いたいなら別売りレシーバーあるから勝手にしろやオラ」みたいな姿勢らしい。そうじゃないんだ。別売りレシーバー増えたら電源管理が面倒になるからオールインワンがいいんだよ。Bluetoothオンにして、アンプの電源入れて、レシーバーの電源入れて……とかいちいち面倒くさいでしょ。

その点、このAI-301DAはBluetoothクライアントが再接続すれば自動検知してスリープ復帰してくれるし、PCの電源を入れればUSB接続を自動検知してスリープ復帰してくれる。話の分かるやつだ。
(Bluetoothはペアリングの問題で同一デバイスでないと自動検知してくれない。後述)

おまけにこいつはとても小さい。AVアンプやデジタルアンプはどれも両手で持たなければいけないほどデカいのだけど、これは片手でひょいと持ち上げられるサイズ。重量も2kg程度と軽いので、うちではミドルタワーデスクトップPCの上に置いている。

この構成で不満がある点は2つ。

1つめはBluetoothのペアリングを一対多で共存させることができない。Macbook Airで音楽再生した後にベッドに寝転んでTVでも見ようとすると、Macbook Air⇔アンプ間のペアリングをNexus7⇔アンプ間のペアリングに変更しないといけない。新たなペアリングを探索するにはアンプ本体側のボタンを押せばいいのでたいした手間じゃないといえばそうなんだけど、できればAirplayのように、クライアント側の操作だけでリモートで上書きペアリングして欲しいところ。おそらくBluetoothの仕様による制限なのだろうけども。
上記の問題のため、一旦ペアリングしたデバイスでないとスリープ状態から自動復帰してくれない。スリープ状態時に別デバイスを使いたい場合は手動でスリープ復帰させて手動でペアリングし直す必要がある。

ちなみにBluetoothの代わりにAirplayを活用するというワザもあるけど、Airplayは遅延がひどい。平均1秒、ひどいときで2秒くらい遅れる。音楽を流す分には問題ないんだけど、Macbook AirでYouTube見ながら音だけアンプに飛ばしてみるとまともに楽しめないほど遅れる。間にワイヤレスルータ1個挟んでるだけなんだけどな。その点、Bluetoothはそういう使い方をしてもひどい遅延だと感じることはない。

そんなわけでうちには不要になったAirplay/DLNA対応アンプ、TEAC NP-H750があるんだけど誰か買い取りませんか。

不満点2つめは複数インプットのミックスをしてくれない点。これはデジタル入出力なのとミキサーがないため仕方ない。例えばデスクトップPCでゲームしながらMacbook Airで音楽も流す、ということが同時にできない。これはわざわざ分ける必要もないので、デスクトップPC側で音楽再生して内部でミックスさせればよいだけの話だけど、できたら自由度上がるのになー、という意見。

そんな不満はありつつも、PCだろうがタブレットだろうがスマホだろうが関係なく、快適なスピーカーで音楽を楽しめる環境になったので嬉しい。ひとまずNexus7やiPhoneの本体スピーカー等でシャカシャカした不快な音を聴く状況からは逃げることができた。

音源⇔アンプ間をデジタルで統一することにこだわってみたのだけど、いざ導入してみるとそこまで聞き分けられるほど耳が良くなかったらしく、アナログ接続時代からの音質向上を実感することはなかった。最終的に使い勝手がよくなったからいいんだけどね。


OGPでフェイスブックアビリティを改善する

2013-12-06 22:55 | 技術 | OGPでフェイスブックアビリティを改善する はコメントを受け付けていません。

UDCP Advent Calendar 2013 の 6日目。
http://www.adventar.org/calendars/233

先日書いたエントリがFacebookでシェアされたりイイネされたりしたのだけど、それを見て愕然。

なんぞこのドット絵みたいな関係ないアイコン…。

どうやらFacebookではリンクのサムネイルを付けようとするらしく、お節介にも自動で適当な画像を見つくろってサムネイルに仕立て上げるらしい。なのでサムネイルや説明画像がないようなエントリを書いてしまうと手近にある無関係な画像がこのように現れてしまうワケ。まったく大きなお世話ですね。

こっちはタイトルすら分からないURLだけ…。まるでフィッシングサイトみたいだ。
どうやらサムネイルすら自動で作れなかったらしい。

これを解決するにはFacebookがちゃんと解釈できるようにソースを仕込むしかない。ページのサムネイルやデスクリプションを定義できるオープングラフプロトコル(OGP)というものがあるので、それをMETAタグ内に指定する。OGPはFacebookに限らず他のSNSでも使われているらしい。

Facebookでシェアされた時のテキスト・サムネイルの変更方法
http://html-five.jp/84/

私は面倒くさいのでWordpressプラグインに頼った。

Open Graph Pro – OGPに対応したメタタグを出力するWordPressプラグイン
http://netaone.com/wp/open-graph-pro/

たぶんこれで大丈夫なはず。
もはやAdvent Calendar関係ないけど、まあいいや。


Windows 8 を半月使ってみた

2013-07-16 02:26 | 技術 | Windows 8 を半月使ってみた はコメントを受け付けていません。

VAIO Pro 11を購入したので、Windows8を使い始めてみた。かつて発売前にRTM版を使ってここでボロクソに書いたような気もするけど、当時はVM上での操作だったし、今は多少Windows Storeのアプリ群も充実していると思われるので、多少は変わっているのかもしれない。

……と思ったら何も変わっていなかった。

UIの非統一性について

以前にも書いたけど、本当に「何がしたいのか分からないOS」という欠陥品。

続きを読む »»


VAIO Pro 11 を半月使ってみた

2013-07-15 20:55 | 技術 | § 3


(手前がVAIO Pro 11、奥側がVAIO X)

VAIO Pro 11を使い始めて半月が経ったので、購入検討中の人のために感想や気になったことなどを書いてみる。

総評

大満足。
持ち歩きのサブノートとしては究極のクオリティ。これに対抗しうるのはコストパフォーマンス最強のMacbook Airしか思いつかない。あれが足りないこれが足りないといろいろ言われているけど、削れそうなところを片っ端から削ってここまで尖らせたのはすごい。こういうことができるのはソニーか工人舎か無名の中華企業くらいじゃないだろうか。

私の使い方に非常にマッチしていて、VAIO X以来3年間こいつを待っていた! と言ってもいいほどの完成度。ただし、細かい点でチューニング不足。

購入構成

ソニーストアで以下の構成で購入。

OS:Windows 8 Pro 64bit (+5000円)
液晶:タッチパネルなし
プロセッサ:Core i5-4200U
メモリ:4GB
SSD:128GB
キーボード:英字配列 (+5000円)

最小構成にOSとキーボードをカスタマイズして、合計138,800円。

ちなみに他に使っているノートPCはVAIO X(2009年発売)とMacbook Air 13″(Mid 2011)の2つ。家で使うのはMacbook Air。処理パワーが欲しいときやゲームする時はデスクトップPC。外で何かするときはVAIO X。今回はMacook Airの用途とVAIO Xの用途を統合できないかと思って購入してみた。

なお、私はノートPCについては「軽い」ということに異常な満足感を感じる人ですので、そのあたりを割り引いて読んでいただければ幸いかと。

続きを読む »»


US版Kindleで日本版Kindleストアを使えるようにする方法(※失敗。追記あり)

2012-10-25 12:09 | 技術 | § 2

今日から日本版Kindleストアがオープンしたと聞いて、私の手元にあるKindle Touch (Special Offers版)を日本版Kindleストアで使えるようにしてみました。

【2012/10/25 12:30 追記】
アカウント統合には成功しましたが、Kindleストアで販売している電子書籍はすべてPaperwhiteのみの対応で、購入してもKindle4やKindle Touchでは読めないようです。残念。

「Kindleストア」オープン 紙の本より「○%オフ」の“Kindle価格”表示 アプリ日本語版も公開
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1210/25/news031.html

現在Kindle Touchを持っている人は皆そうだと思いますが、米国から輸入すると初期状態ではAmazon.comのアカウントでアクティベートされています。これをAmazon.com上で設定変更して、Amazon.comとAmazon.co.jpをアカウント統合します。変更はPC上で完結するのでデバイス本体での作業は特に不要です。

おそらく今まで発売されたKindle2、Kindle DX、Kindle3(Kindle Keyboard)、Kindle4、Kindle Paperwhite、Kindle Fire、Kindle Fire HDも同じような方法で使えるようになると思います。(Kindle3以前はそもそも日本語非対応ですが…)

Step.1

まずPCでAmazon.comManage Your Kindleページ(MYK)を開きます。


(クリックすると拡大)

今まで購入した本が表示されていますね。そして上部には「Amazon.co.jpでも使えるよ!」のバナーが登場します。おそらくアカウントの国設定が日本になっているとこのようなバナーが表示されるものと思われます。これをクリックします。

Step.2

次のページでは「Amazon.comとAmazon.co.jpのアカウントを統合しますか?」と聞かれます。


(クリックすると拡大)

機械翻訳するとこんな感じ。


(クリックすると拡大)

もちろん「はい。統合します」を選びます。使用許諾契約と利用規約にも目を通しておいてください。

Step.3

既定のKindleストアをAmazon.comからAmazon.co.jpに変更するかを聞かれます。


(クリックすると拡大)

機械翻訳するとこんな感じ。


(クリックすると拡大)

下部には「変更するとUS固有の機能は使えなくなるよ」という警告も表示されます。私はあまりAmazon.comで本を買うつもりがないので「はい。変更します」をクリックします。

Step.4


(クリックすると拡大)

Amazon.co.jpにリダイレクトされ、Amazon.co.jpで使えるようになったことが表示されます。

そのままManage Your Kindleページを開いてみると、今までKindleストア(US)で購入したものが表示されます。


(クリックすると拡大)

ちゃんと紐付けできていますね。デバイスのページも見てみましょう。


(クリックすると拡大)

今までAmazon.comから購入したKindleがすべて登録されているようです。

ただし一つ問題があります。既定のKindleストアをAmazon.co.jpに変更してしまうと、Kindle Touch上からはストアにアクセスできなくなります。


(クリックすると拡大)

「Kindle Touchは対応デバイスじゃないよ! PC版のKindleストアからアクセスしてね!」と警告が出て使えません。対応するつもりはないのでしょうか。

参考

Amazon.co.jp: Kindleストア
http://www.amazon.co.jp/b/?node=2250738051

Amazon.com: Kindle eBooks, Newspapers, Magazines, Blogs
http://www.amazon.com/b/?node=133141011


Windows 8 とうまく付き合う方法

2012-08-19 16:40 | 技術 | § 1

Windows 8 の Release Preview版とRTM版をしばらく使ってみて分かったのだけど、Windows 8 をストレスなく使う上での大原則はたった一つ。Metroを使わないことだ。Metroスタイルに頼らずともデスクトップだけでも操作を完結させられる。

特にデスクトップPC用途だとMetroスタイルは操作を混乱させるだけで害悪でしかないので、こんなものはタブレットを買うときまで取っておけばよい。もしできるなら初めから無効にさせてほしいんだけど、Microsoftはそのような設定を用意するつもりはないようだ。何がしたいのか分からん。

さてそのデスクトップだが、最悪なことにスタートメニューが存在しない。しかし何だかんだで操作を完結させられるようにはなっているようだ。Windows 8のデスクトップ操作で最大のストレス要因は「今までスタートメニューにあった機能がどう代替されているかを覚える」というところにある。馬鹿みたいな話だが、ここさえ乗り越えれば普通に軽量なWindowsとして使える。以下にイライラしがちなポイントとその解決方法についてまとめてみた。

Windows 8のイライラポイントとその解決策

※なお、この文章内では分かりやすさを重視してWindows 8のタイル状UIを開発名称のまま”Metro”と呼んでいます
※RTM版を操作した結果を元にしているため、製品版では異なっている可能性があります
※Metroスタイルを避けてデスクトップを使うことを前提にしています

UIに萎えた! OSを終了したい!

Windowsキー+Cで右側に設定画面(チャームと呼ぶらしい。右上端や右下端にマウスポインタを持っていってもOK)が出てくるのでそこから選ぶ。ただ、もうちょっと我慢して使ってみたほうがいいんじゃないかな。

マイコンピュータがない!

タスクバーにピン留めされている「エクスプローラ」を使う。スタートメニューにあったマイコンピュータのことは忘れよう。

Windowsキーを押すとMetro環境に戻ってしまう!

Escでデスクトップに戻れる。スタートメニューのことは忘れよう。
(またはWindowsキーをもう一度押しても「一つ前のアプリに戻る」機能で戻れる)

マイネットワークとかコントロールパネルがない!

Windowsキー+Cでチャームが出てくるのでそこから一通り選べるはず。コントロールパネルは従来通りだが、ネットワーク接続画面などMetro仕様に変わっているものもあるので操作でストレスを感じるかもしれない。困ったらとりあえずEscを押してデスクトップに戻ろう。

今までスタートメニューにあった、アプリの検索ランチャーはどこ?

Windowsキー+Qで同じことができる。Metroスタイルが全画面で出てくるので面食らうけど。ちなみにチャームにある「検索」からも同じことができる。

今までスタートメニューにあった、自分仕様のアプリ一覧を作りたい!

タスクバーにピン留めして代替するしかない。スタートメニューのことは忘れよう。

アプリ切り替えがWindowsキー+Tabでできない! Metroスタイルのアプリに切り替わってしまう!

Metroスタイルのアプリを立ち上げたままにしているとそうなる。デスクトップ上のアプリ同士の切り替えはAlt+Tabを使うとよい。Windows 7のようにWindows+TabとAlt+Tabは等価ではない。
なお、Metroスタイルのアプリが起動していないとそもそもWindowsキー+Tabが発動せずミスることもないので、Metroスタイルのアプリは起動させないでおいたほうがいい。

うっかり左上にマウスポインタを持っていくとMetro環境に切り替わったりしてウザい!

Metroスタイルのアプリを立ち上げたままにしているとそうなる。そのまま左上で右クリックして終了させてしまえ。

保存した写真やビデオを開くとMetroが立ち上がって全画面で表示される!

初期状態だとMetroスタイルのフォトアプリとかビデオアプリが関連づけされているのでそうなる。別の非Metroスタイルのアプリ(Windowsフォトビューアー等)に関連付けておけばOK。

でもやっぱりMetro環境使ってみたいんだけど

以下の3点を頭に入れて使うこと。どうしても我慢ならなくなったらとりあえずコーヒーでも淹れて落ち着こう。
・困ったらWindowsキーを押せば初期画面に戻れる
・Alt+F4キーでアプリが終了する
・何を操作していいか分からなくなったら3つ試す。
 ・クリックできそうなところを探す
 ・スクロールしてみて上下左右の端に何か出てないか探す
 ・右クリックしてみる

ほかにも便利なショートカットがあるので、これらを覚えるとストレスが減るはず。
上記を参考にして、楽しいWindows 8ライフを!(棒読み)


Xi契約ではFOMA用アクセスポイントへの接続ができない

2012-04-18 22:06 | 技術 | § 2

PCで定額通信を使いたいのでXiを契約したのですが、プロバイダにOCNを指定すると使えないようだったので、接続先を変えていろいろと試してみました。

試した端末
Samsung Galaxy Tab 10.1 LTE (SC-01D)
 …Xi/FOMA対応のAndroidタブレット。
Sony Ericsson Xperia mini (S51SE)
 …FOMA対応のAndroidスマートフォン。イーモバイルの機種だけどSIMフリーなので使用可能。
VAIO X
 …FOMA通信カード内蔵のノートPC。接続ソフトは純正のドコモコネクションマネージャを使用。

試した接続先
・SPモード(spmode.ne.jp)
・mopera U Xi用アクセスポイント(mopera.net)
・mopera U FOMA用アクセスポイント(mopera.flat.foma.ne.jp)
・OCN Xi用アクセスポイント(pre4988.xi.dcm.ne.jp)
・OCN FOMA用アクセスポイント(ocn.dd.flat.foma.ne.jp)

Galaxy Tab Xperia mini PC
SPモード × ×
(※1)
ドコモ対応端末じゃないとNG
mopera U
(Xi用)
基本的にOK
mopera U
(FOMA用)
× × ×
(※1)
FOMA契約じゃないので全部NG
OCN
(Xi用)
× ×
(※2)
Xi対応端末じゃないとNG
OCN
(FOMA用)
× × ×
(※1)
FOMA契約じゃないので全部NG

※1…「モバイル ブロードバンド接続に失敗しました。(エラーコード 10)」と表示される
※2…「リモートコンピュータが応答しませんでした」と表示される

わかったこと

Xi契約ではFOMA用OCNアクセスポイントの接続不可
OCNに問い合わせると「ドコモの仕様により、Xi契約ではFOMA用アクセスポイントへの接続不可」とのこと。Xi契約なら素直にXi端末からXi用アクセスポイントを使えということらしい。

どうやら
・ドコモのXi網-各プロバイダのXi網-インターネット
のラインと
・ドコモのFOMA網-各プロバイダのFOMA網-インターネット
のラインは明確に分かれていてクロス接続はできないのかなと推測。

SIMフリー端末ではSPモードの接続ができない
他のブログで多数言及(参考)されている通り、IMEI制限がかかっているらしいので他社販売のSIMフリー端末では接続ができない。当然ながらPCからの接続もできない。

結論

私のようにXi契約をXi対応端末で使うつもりがない人なら外部プロバイダを使わずにmopera Uを契約したほうがよさげです。あと、現状FOMA対応しかないSIMフリー端末に差すとか、ほぼFOMA対応しかないデータカード内蔵PCに差すとかの使い方を考えているなら初めからFOMAで契約することをお勧めします。


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