高松探訪2007

2007-09-25 00:20 | 雑記 | § 0

9/20~23は実家に帰っていました。以下写真。

(クリックすると拡大します)


高松築港駅。ちょうど金比羅さん塗装の特別列車がきたところ。


一路、瓦町駅へ。


瓦町駅到着。

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暗黒面に落ちた人たち

2007-09-24 02:39 | 雑記 | § 1

勝手にキャッチーな言葉を編み出してみるテスト。第2弾。

私が涼宮ハルヒの憂鬱にハマってから約1年。いまだにハルヒ熱は衰えていない。ハルヒどころか後続のらき☆すたにもハマってしまった。私のほかにもこのような人はたくさんいて、毎日のようにネットで「京アニ厨乙www」とか「平野信者はカエレ!!」とか言われている。

このように、自分が特定のものにハマったがために人から冷めた目で見られる存在になること(分かりやすく言えば、痛々しい人になってしまうこと)はヲタの習性の一つだ。今日もどこかで痛々しい人と冷めた目で見る人の闘いが繰り広げられている。そしてそれは他人事ではなく、望む望まないに関わらずヲタ歴が長くなればなるほどそうした過去が自然と増えていく。

そもそも、自分が好きなことに対して好きだと宣言することは自然なことではある。素直な感情に従うならば、好きだということを皆に知って欲しいと思うのも自然で、もっと言えば他の皆もそれについて好きになって欲しいと思うのも自然なことだ。しかし、現実はそうはいかない。自分が好きなことに対して皆が関心を持ったり、自分と同じように好きになったりすることは稀で、たいていの場合「ふーん」で流されてしまう。私がどんなにハルヒというキャラの特異さと平野ボイスのハマり具合について熱心に説いたとしても、ほとんどの人は興味を持たない。感心を持たない。どうでもいい。

ましてや、NHKの番組「解体新ショー」で平野綾がまんまハルヒ声でナレーションをやっているために番組を見ている間じゅう私は悶絶しまくりだという話(※1)になると、番組を見たこともなければ平野綾を知らなければ声フェチですらない人であれば、遠い昔の宇宙の果ての寝言にしか値しない。ものすごくどうでもいい。

しかし、一般に「厨」とか「信者」とか呼ばれる方々はそれをやる。所構わず主張し、語り、コピペし、布教する。場所が悪いところで迫害されることになっても布教する。それはもう別の意味で痛々しいほどに布教する。それは周囲からしてみれば迷惑以外の何物でもない。しかし、当人たちは心からそれを愛し良さを語り伝えようとする善意を持っている。

それを、好きという程度が一線を越えてしまったことから「フォースの暗黒面に落ちてしまった」と表現しよう。

暗黒面に落ちてしまった人はアニメ・ゲーム界隈にはごろごろいる。萌えアニメやエロゲの各タイトルごとに存在する厨は言うまでもなく、ハードウェア厨(任天堂信者ほか)、巡礼厨(友人に聖地巡礼を強要する)など幅広い。PC・デジタル関係ならマカー、Wikipedia厨、Firefox信者、Google信者、ウィルコム信者など。実に枚挙にいとまがない。

暗黒面に落ちた人は好きなもののすばらしさについて語り、頼まれてもいないのに説明を始める。強引に都合のいい方向に話を持って行く。こちらが改宗することが世界の運命を左右でもするかのような勢いで無理やり改宗を勧めてくる。そして、しつこい。

暗黒面に落ちた人はさらに余計なことをしてしまうことも多い。彼らにとっての異教徒や無宗教徒をバカにしたり異教をけなしたりする。Firefox信者の暗黒面に落ちた人はIEユーザを「セキュリティ意識に乏しい人」と決めつけ、ウィルコム信者の暗黒面に落ちた人はドコモユーザを「高い料金で満足している家畜消費者」とせせら笑う。こうなると布教には逆効果でしかないのだが、本人はなかなかそれに気がつかない。暗黒面は非常におそろしい。

つまり、フォースを使うには暗黒面の恐ろしさをよく理解しておかないといけないように、自分の好きなことについて発言したり主張したりする時にはそうした犯しがちな過ちを意識しておかないといけないよね、と言いたい。自戒の意味で。

伝えたい衝動もほどほどに。

注釈

※1.絶対にNHKは狙ってやってるとしか思えない。まさしく私に対するテロ行為だ。

蛇足

そもそも私はこのエントリで、NHKのハルヒ声のくだりを書きたかっただけだったりする。

…エントリ上で言ってることとやってることが一致してない。

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2ヶ月でわかった、自分のブログ記事を人に読ませる方法

2007-08-19 22:07 | 雑記 | § 1

要点だけ先に書いておく。

・トラックバックをうまく使う
・人を動揺させるようなタイトルを付ける
・説得力があるように見せかける

2ヶ月でわかるまでの経緯

DoCoMo 2.0をこき下ろしてる人は見事に釣られすぎ(2007/6/5) という6月に書いたエントリの読者数が最近かなり多い。

このサイトはもともと技術記事(このへん)などを検索エンジン経由で見に来る人が多いのだが、今回のドコモ記事はトラックバックとページ内リンクを辿ってくる人が圧倒的に多い。月間18000PV程度の弱小サイトで、一記事の月間アクセスが540。これは大きい。

実はこれと同じく特定記事が伸びたことは2年前にもあって、何でもかんでもiPodの広告風シルエットにしてみる(2005/5/25) という記事を書いたときは30以上の記事を参考記事として取り上げて全部にトラックバックを送った。ほとんどスパムのような話だが半分実験の意味もあった。そして結果は大成功。記事のアクセスは桁違いに伸び、2年経った今でもトラックバックを辿ってくる人は絶えていない。(もちろん検索エンジンを辿ってくる人も相当数いる)

ただ、今回のドコモ記事はスパムのようにトラックバックを送っていない。たった1カ所、とあるニュースサイトに送っただけだ。なのにこのアクセス。今回の事例をよく考えると冒頭に述べた3点に集約される。

まずは存在を認知されること

人に伝えたいような記事を書いたからには、最低でも1人に読んでもらわないと意味がない。読んだ誰かがその記事をもとに何かのアクションを取ったり、インスピレーションが働いたりすることまで考えないといけない。友人が読んでくれるならそれでいい。見ず知らずの人にちゃんと読んでもらうとなお良い。見ず知らずの人に評価されるためには、読んでもらう人は多ければ多いほど良い。だからまず一般に認知されないといけない。

スパム業者はこれで成功している。膨大なメッセージを送り、何千人に一人から反応があれば十分に儲かる。つまり九百九十人から疎まれてもその一人に認知させる価値があるということだ。あなたのブログがそこまで疎まれてもいいかどうかは知らないが、PRはやらないよりやった方が良い。チラシの裏に書いているつもりがないのなら、控えめにでもいいから外と繋がろうとした方がいい。トラックバックはそれを助けてくれる。

人は動揺するとクリックしてしまう

はてなダイアリーのホットエントリを見るといい。本屋に行って自己啓発書のコーナーにあるタイトルを眺めてみるといい。新聞のテレビ欄のバラエティ番組やワイドショーの煽り文を見てみるといい。衝撃的なタイトルであればあるほど人は「いったいどういうことか!」と知りたくなる。挑発する、驚かせる、悲しませる、笑わせる、感動させる…読んだ瞬間、人に何らかの感情を抱かせないとクリックしてはもらえない。常識を否定したり、皆が身に覚えのあることを指摘したり、時代の流れに逆らったり、バカなふりをしたり、ニヤリとさせるジョークを使ったり、方法はいくらでもある。

私の知る限りでは高木さんは神。バカのふりをすることと、一瞬で頭に血を上らせるような文章を書くことについては天下一品。プロの釣り師は投下する燃料を惜しまないのだ。彼の問題提起は論争を巻き起こし、しばしばネタばらしのような解説をし、読者が振り回されている間にさっさと次の話題にうつってしまう。あなたのブログが多くの人に叩かれてもいいかどうかは知らないが、タイトルを見た人に「そんなわけあるか」とか「こいつは何を考えているんだ」とか思わせれば読んでもらう確率は格段に上がる。第二段階の「文章に目を通してもらう」まで行き着くまでには、この壁を越える必要がある。

ハッタリ、ハッタリ、ハッタリ

文章を読んでもらえたら「ふむふむ、そういうことか」と一度は納得させないと評価されない。あえて投げっぱなしにして考えさせるという手もあるが、自分の言い分が書かれていないと相手にされないし、納得できないようなファンタジー思考しか書かれていなければこれも相手にされない。読み進めるうちに何か一つ読者の頭に引っ掛からせないと読者の手は反射的にページを閉じてしまう。そして記憶に残らない。

これについては文章の組み立て方が左右されるが、そのあたりは解説すると細かくなるのでそういったノウハウ記事を参照してほしい。それよりここで言いたいのはそもそもの素材の方で、伝えたい内容に一本筋が通っていて、しかもそれが新しい知識や視点を提供するようなものじゃないと意味がないということ。既に知ってることを一方的にベラベラ述べられることを想像して欲しい。私なら即ページを閉じる。

書く内容に自信がなければ、多少のハッタリで盛り上げるのも良い。嘘を書くことは文章の価値がなくなるのでやってはいけないが、意見を多少過激にしたり、自信を誇示したり、語調をより効果的なニュアンスにすることは大いにやるべきだ。事実を伝えるのと違って、自分の意見はいくらでも曲げて書いて良い。なぜなら、事実は事実であるかどうかを皆が気にするが、意見はあなたがその意見を持っているかどうか誰も気にしないからだ。もしあなたが自分で思ってもいないことを書き付けたとしても、それが誰かの目に留まりさえすれば文章を書いた意味がある。あなたが自分の意見を反映していないような記事を書いてもいいと思ってるかどうかは知らないが、人に評価されるというのはピエロになるということでもある。

賢い読者ならもうお分かりだろう。この記事自体がハッタリだ。自分の記事の読者数が増えて、それがたまたまニュースサイトにトラックバックしていて、しかも運の良いことにしばらくニュースサイトのサイドバー上にリンクが表示され続けたためにクリック数が上がったにすぎない。それだけの話を適当に3つの要素に仕立て上げて話を膨らませているだけだ。それ以上の情報を私は何一つ持ってない。

たしかに何一つ持っていない。が、これを読んだあなたが何を感じ、何をするのかが大事だと私は考えている。

要点だけ押さえて、実行は控えめに

ここに書いたのは、人に自分の書いた記事を読ませ、あわよくば評価されるための自分的メモだ。私はかねがね、ネット上で情報発信することはピエロになることと同じだと思っているので、このような極端な文章になってしまった。

さて、冒頭に取り上げたドコモ記事だが、ついにWikipediaからリンクが張られてそっちからのアクセスが急増する事態になってしまった。(ちなみに自作自演ではないし、関係者の犯行でもない)

自作自演で思い出したが、Wikipediaにしろトラックバックにしろ挑発的なタイトルにしろ、今の状態ではやりたい放題やれるということに気付いてしまった。Wikipediaに勝手に自分の記事を貼り付けることもできるし、トラックバックスパムを送りつけることもできるし、挑発的なタイトルだけ書いておいて中身を用意しないという外道技もできる。こういったものは既にアフィリエイト界隈などで問題になっているのだが、まあ問題があるにせよ、それでも人間がついついクリックしてしまうことには変わりがないのだから、その王道を押さえるとどうなるかということぐらいは理解しておいた方が良いだろう。

蛇足

正直なところWikipediaに書かれるとは思わなかったが、もし次に何か気合いの入った記事を書くときはさらに上を目指してみたいと思う。日々是実験。

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ネクストクリック理論

2007-08-14 00:45 | 雑記 | § 0

勝手にキャッチーな言葉を編み出してみるテスト。

ウェブの世界は基本的に「流し読み」の世界です。次から次へとクリックしてページを開き、膨大な文章の山から面白そうなものだけに目を通す。本のように連続的な世界をゆっくり辿っていくのではなくて、雑誌をぱらぱらと立ち読みするようなイメージ。だから文章が目に入ってはいてもあまり読んだ気にはならないし、一通りネット巡回してからふと「今日は結局何が面白かったんだっけ?」と思い出そうとしても記憶に残っていなかったりします。極端な話ですが。

ウェブの世界は全体として、文章をじっくり読むようにはできていないんですね。

ところが、ウェブの文章でも環境が一つ変わるだけでたちどころにじっくり読んでしまうようになります。それはページの読み込み速度が遅い時です。

私は通勤時間中の電車の中でS01SHを使ってウェブを楽しんだりしてるのですが、PC環境からすればイライラするほどページの読み込みが遅いんですね。WindowsMobileの通信機能がどうしようもなく不安定だったりハードウェア自体の処理限界だったり様々な理由があるわけですが、まあとにかく遅いわけです。

どれくらい遅いかというと、リンクをクリックしてから表示が完了するまでに数秒~十数秒ほど(※)。リンクをクリックするにも判断と覚悟が必要です。さらに調子が悪ければ1分の無応答は当たり前、運が悪いとフリーズします。
(※列車内無線LAN+最高130km/h移動+IE環境の場合。体感値)

このようにリンク一つクリックするのに抵抗感があると、どうしても今見えてる文章をじっくり読もうとしてしまうんですね。そして自然に「ページを開いても有用性がある程度保障されているサイト」しか見なくなります。最近の私の場合、スラドだったり分裂勘違い君劇場だったりGeekなページだったりします。ニュースサイトやネタサイトよりはどちらかというと読み物系サイトです。

つまりこれは本を読むときの感覚と同じなんですね。雑誌のように簡単にとばし読みできないので読む速度が自然に落ちる。それを考えるとハイパーリンクがどれだけ素晴らしいものかがよく分かります。これほど「次のページ」を開くための抵抗感をなくした(つまり「次の情報」に触れるための敷居を下げた)発明はないでしょう。

さて、ウェブの文章に薄っぺらさを感じている人はぜひとも回線をISDNにするか、OSをWindows3.1にして下さい。ゆっくりとページを開き、じっくり噛みしめながら文章を読むことで別の見方ができるはずです:-p

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セーラー服喫茶と抗菌携帯

2007-07-09 01:47 | 雑記 | § 0

六本木に住んでいる知人に招かれてパーティに出席してきました。総勢20名以上でオールナイトのどんちゃん騒ぎ。連日のシステム動作チェック作業で深夜残業を余儀なくされている私は夜12時頃に会社から直行して参加。そして翌日はそのまま出勤。週末って何のことでしょうか。

さて、翌朝ねぼけまなこで会場にお別れしようと思った矢先、部屋の片隅に置いてあるホワイトボードに何かアイデアっぽいものが書き付けられていたのを発見し、ちょっと盛り上がりました。書かれていた内容は、

「セーラー服喫茶」
「抗菌携帯」

メイド喫茶の二番煎じを狙いたい。そしてメイド服と並ぶメジャーコスチューム。そして導き出される答えは「セーラー服喫茶」。言うのは簡単ですが、一体それは何なのでしょう。コスがセーラーなだけの普通の喫茶か、ツンデレとかメガネ委員長とかのパターン織り交ぜた高度なシチュエーション喫茶か、はたまた来訪客は全員セーラー服着用の喫茶か、コーヒーセットを頼むとセーラー服が付いてくる名古屋人もびっくりの喫茶か、それとも屈強な海兵たちが迎えてくれる喫茶か。「セーラー服」の部分をどう料理するかで議論の白熱は必至。

夜のテンションでその場にいるメンバーが男だけだったなら熱い議論ができたんですが、今回は残念ながらそうじゃなかったので何かの時のネタに取っておきます。

そして抗菌携帯。聞いた話によると携帯電話って雑菌の巣窟らしいですね。つねに手で触っていて、顔でも触り、しかも熱を帯びていて24時間365日保温状態、とくれば繁殖しないわけがない。というわけで出たアイデアは抗菌対策。その場で出た実現案は、コンタクトレンズとか入れ歯のように定期的に洗浄できるような携帯。コップに携帯をぼちゃんと入れて、コップのスイッチを入れれば泡が出てきて30分で除菌完了。

まあ、そんなに除菌したいならウェットティッシュでこまめに拭くか防水携帯をゴシゴシ丸洗いすればいいだけなんですがね。あと、清潔感は気分の問題なので表面が抗菌加工だとか謳っていれば安心した人たちが勝手に買っていくのでしょう。

抗菌仕様よりも携帯の電池がすぐなくなるのを何とかしたい、との意見があったので出たアイデアは「原子力携帯」。…たぶん携帯できる大きさじゃない。鉄腕アトムはあの小さな身体に原子炉を仕込んでいるらしいですが、それが実現したとしても15年くらい前のショルダーホンぐらいの大きさになるんじゃないかと。まあ、放射性物質ということでテクノロジー以前の問題なんですが。

(補足:原子力電池ならペースメーカーなどに採用された実績があるので可能性があるかもしれません)

はてさて、そのホワイトボードに次はいったい何が書き込まれるか非常に気になります。

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Twitter試用中

2007-06-11 00:20 | 雑記 | § 0

Twitterとやらをはじめてみた。ひらたくいうと独り言を随時公開するサービス。メッセンジャーのログイン名が四六時中更新できるのをイメージすると分かりやすいかも。

Twitter / yagitch

はたから見ると「それがどうした?」って感じだけど、始めてみるとそのユルユル感に取り憑かれる。ちょっとした合間に携帯から更新したりとか。

解説はこちら。
「今、何をしているの?」でつながる『twitter』 – 百式

このページの左のバーにも表示できるようにしてみた。周りにやってる人があまりいないんでネタ帳がわりに使ってます。一発ネタとか。

蛇足

konata

こなたアイコン (PNG形式 96×96 3.4KB)

適当なアイコン画像がなかったのでIllustrator使って自作してみた。やはりベジェ曲線は偉大だ。

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DoCoMo 2.0をこき下ろしてる人は見事に釣られすぎ

2007-06-05 01:49 | 雑記 | § 1

「さて、そろそろ反撃してもいいですか?」というフレーズで始まった今回のキャンペーン。ネット界隈を見るとあちこちで物議を醸している。

大前研一にこきおろされた 「そろそろ反撃」ドコモCM – J-CASTニュース
NTT ドコモのDoCoMo 2.0 自爆 CM「反撃してもいいですか?」の傲慢とカン違い – Heaven’s Net is Wide-meshed
これで「2.0」?Docomo2.0の謎 – Di
ドコモ2.0「さて、そろそろ反撃してもいいですか?」 – イミフ

みんなドコモに釣られすぎ(´ω`)

参考:
「ドコモ2.0」ってなんだ? “独り負け”王者反撃の合言葉 – ITmedia
NTTドコモ 辻村清行氏──「ドコモ2.0」に込めた本当の意味 (1/2) – ITmedia

蛇足:
変換すると「ドコモに移転ゼロ」になる!? 謎の「DoCoMo 2.0」

「そろそろ反撃」広告の嫌悪感のポイント

この広告に嫌悪感を持った人は次の2つのどちらか、または両方に注目している。

1.今さら「○○ 2.0」かよw
2.広告がコンシューマの方に向いておらず、自己満足的

1は「Web 2.0」に始まった2.0に辟易しているようなブロガー(≒ヘビーネットユーザ層)に圧倒的に多い。2はその中にちらほら混ざっている感じだ。1の指摘については「一般には知らない人が多く、実は今まさにちょうどいい」との意味不明な返答をしているのだが、賛否はともかく話題作りの一環として考えれば2.0キーワードの有効性は消えていないと考えたのだろう。ここまで堂々と大規模なプロモーションに敢えて「2.0」を据えていることからして、ネット界隈の失笑ブーイングの嵐は織り込み済みと考えていい。要するに、釣りだ。

このキャンペーンは他社に喧嘩を吹っかけているだけでなく、ネットのヘビーユーザでデジモノ好きでブログ書いててロジャーズモデルでは「アーリーアダプター」に分類されるような人たちにも喧嘩を売っているのだ。ネット界隈でこうした人を使ってキャンペーンを「炎上」させることで、見せかけのインパクトを与えようとしているのだ。十分なリテラシを持ったコミュニティでは炎上が即、悪評価につながるわけではないことを十分に見据えた上での決断だろう。

「そろそろ反撃」広告は単なる自己満足広告ではない

はてさて、

一方の2だが、こちらはまったく指摘通りだ。さすがに何億もの大金を自己満足だけのために捨てるようなことはしないだろうが、それにしてもこの「内容のワケのわからなさ」は嫌悪感を感じてしまうほどひどい。ある程度携帯電話業界に詳しければ「ああ、MNPで散々ひとり負けとか言われてきたから反撃に出るんだな」ということが分かるが、テレビCMを見た人でそこまで一瞬で理解できる人はあまり多くないだろう。ひとり負けだとかW-CDMAとか一切理解しないで使ってる人の方が圧倒的に多くて、そうした人たちにとっては「最近auは元気いいけど、ドコモは変わらないね」ぐらいの意識かも知れない。だから、あえてテイザー広告なんて打って企業同士の合戦をプロモーションする意味はない。

じゃあこの広告は本当に自己満足なのか。

大前研一氏の言うように、この広告はたしかにコンシューマの方を向いていない。しかし、だからといってこの広告に価値がないわけではない。広告はしばしば、コンシューマの方を向かないこともある。

たとえばキリンビールが発売している「のどごし生」のCMには、通常のビール風飲料CMにありがちなゴクゴク飲むシーンがない。いや、あるにはあるのだが必ずしも前面に出していない。スーパーの酒売場で山口智充演じる販売員が大量の「のどごし生」のケースに囲まれ、声を張り上げて商品を売るだけだ。このCMはコンシューマにうまさをあまりアピールしていない。店頭での売れ行きの良さと商品名を印象づけることだけに目的を絞っている。つまり、商品の良さを伝えることだけが広告ではないのだ。

そしてこの「のどごし生」のCMにはもう一つの意味が込められている。店頭で実際に商品を売る人のモチベーションアップだ。販売員にスポットライトを当てることで、CMの活気を現実のものにしてしまう。外に対するアピールではなく、内に対する激励として広告を使っている。大手飲料会社ともなれば配送から販売まで全国何万人もの手を介すことになり、最終的に店頭でどのように売られるかによって全体の売れ行きが大きく変わる。この広告はそこに着目した見事なキャンペーンと言える。

ドコモも同じだ。全国2000店以上の代理店と、全国各地の量販店カウンターの販売員によって支えられている。今回の「DoCoMo 2.0」広告は彼らへの激励の意味が込められているのだと思う。「また新しいサービスやるから、みんなしっかり売ってくれよ」と。ドコモは今回のイメージCMのほかにもドコモショップのCMを流している。このCMの主役は店頭の販売員だ。どうやら「DoCoMo 2.0」に限らず今期のドコモは、ドコモ関係者のためにドコモ内部にスポットライトを当てようとしているらしい。

だから、別に広告がコンシューマの方を向いていないからって目くじらを立てることはない。たしかに、このままずっとコンシューマの方を向かなくなってしまうのであればそれは問題だが、今回のキャンペーンについては一時的なものとして見ておいた方が良いのかも知れない。

ただ、ここまで余計な嫌悪感を感じさせるキャッチコピー(そろそろ反撃~)にした理由はよくわからない。こればかりは誤算か、あるいはまだ明らかにされていない次の一手があるのかもしれない。

言葉のインパクトに踊らされないように

今回の「DoCoMo 2.0」の意味は「ちょっとここらで心機一転してみんなでがんばるよー」程度に見ておくのがいい。パラダイムシフトでも何でもないし、挑発こそすれ宣戦布告でもない。2.0というのだからもっと斬新なサービスが登場して然るべきだ! とかいうのも的はずれだ。Web 2.0だってものすごい衝撃が突然来たんじゃなくて、すでにあちこちに出現していた変化に後付けで名前をつけただけでしょ?

それから、関係者から見れば今回の「2in1」とかは本当に度肝を抜くサービスだ。他社では容易に真似できない、と言うのはまったくその通り。ひとり負けとか言われながらもドコモは相変わらず巨人であって、極論を言えばMNPひとり負けは「誤差の範囲内」だ。顧客満足度で他社に大きく引き離されることさえなければ、ドコモは今のままで存続する。「そろそろ反撃してもいいですか?」というしたたかな喧嘩の売り方は、有りあまる余裕の現れなのだ。まあ、傲慢さは多少鼻につくが、ユーザとしては特に困りはしない。

ドコモに勝てる事業者は、今のところまだ登場していない。

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声優騒動で明かされたバイラルマーケティングの事実

2007-06-04 03:52 | 雑記 | § 2

「うわこれヤバいだろ」な女性声優業界事情 – 切込隊長BLOG(ブログ)
 元スレ:
  いろいろ妄想を書くお! / 2枕 / 3枕 – カジ速

ヲタ界隈の一部を騒がせているこの話題だが、タレコミ妄想を全部読んでみて気になったのは「○○をオリコン一位にするスレ」は全部が全部ヤラセだという点。あと「L社はバイラルマーケティングをよく研究してる」という点。

こっち系のアイドルは枕営業が当たり前とか、○○ブームは業者がうまいこと煽動してるっていうのは公然の秘密だし、今回のタレコミ妄想も業界のメカニズムを考えれば至極当然な話ではある。でもこれだけ説得力のあるまとまった情報が飛び出して来るとさすがに背筋が凍る。「あーなんとなくそうなんだよねー」という理解に対して現実を突きつけられた感じ。

で、バイラルマーケティングの話。

バイラルマーケティング 【viral marketing】

企業の商品やサービスを消費者に口コミで宣伝してもらい、利用者を広げるマーケティング戦略。「バイラル」は「感染的な」という意味で、マーケティングの仕組みをウィルスの感染・増殖に例えている。
IT用語辞典

仕掛ける方の業者は仕掛けていることがバレないからこそマーケティングとして成り立ってるわけで、バレたら仕事がポシャるどころか身元が割れて会社に泥が付く可能性がある。(たとえば2chだとSONYのGK祭りとか佐賀の監視祭りとか。テレビだとあるある騒動とか)。だからそのブームが釣りだったかどうかは最後まで分からないし、数あるネット上のブームの中でどれくらいが業者の釣りによるものかも分からない。業者はそれほど干渉できてないのかもしれないし、もしかしたら一から十まで巧妙に作り上げているのかもしれない。

これは従来のマスコミも同じだが、テレビや新聞やラジオなんていうのはもう熟成されたメディアだし、DとかHとか大資本にまとまってるし、政治的にも経済的にも能力的にも防御態勢が確立しちゃってるのでネットのように正体を表してしまうことはほとんどない。初期のネットというのはそうしたマスコミに対抗するかのように「大資本が容易には手を出せないメディア」としての地位を持っていたが、やはり人が集まるにつれてマーケティングの餌食にされるようになってきたようだ。

私は企業がネット上でたびたび馬脚を現すのを見て「ネット上の煽動作業もそれほど成功率は高くないんだろうな」とおぼろげに思っていたが、「○○をオリコン一位にするスレ」が100%業者によるものと言われるとさすがにやられた! と思う。こないだ私も危うくCDをまとめ買いするところだった。まったくヲタは釣られすぎだ。

いまは企業による釣りの成功率は高くなさそうだが、先に出たL社のようによく研究してる企業が増えれば、ネットの性格もかなり変わってくるのだろう。いや、もう既に既存メディア以上に自由自在に踊らされているのかも知れない。単純に「マスコミに踊らされるのが嫌だからネットを使う」という行動が危険すぎるということは覚えておかないといけない。

さて、よくある消費者意見はここまで。

私はバイラルマーケティングが大きく成長するような気がする。それはiモードが拡大して2chが話題になってmixiが登場したあたりから何度も何度も何度も何度も言われていることだが、やはりこの需要は今後も一貫して大きくなるに違いない。もしかしたらソーシャルメディアの拡大期が終わろうとしている今が参入の最後のチャンスなのかも知れない。L社のように先行した企業がノウハウを蓄積して、十分に市場が出来たところでバイラル専門事業とか始めるかも知れない。

バイラルマーケティング専門会社、誰かいまから始めませんか。

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アインシュタイン・クイズ

2007-06-03 22:58 | 雑記 | § 0

あたまのたいそうー。

あれこれ…..: アルベルト・アインシュタイン出題クイズ – (via detourist)

このクイズはアルベルト・アインシュタインによって作られ、彼によれば世界中の98%の人は答えることができないだろうと言われている。

それぞれ異なる色をした5軒の家が並んでいる。各家には異なる国籍の人が住んでおり、その5人は、異なる飲み物を飲み、異なるブランドのタバコを吸い、異なるペットを飼う、という。

魚を飼っている住人は誰?

難問とか言うので気合い入れて解いてみたら1時間ほどで解決。

↓解けるとこんなかんじ。(クリックすると拡大)

メソッドさえ考えつけばあとは力ずくで解ける。

「98%の人が解けない」とか言うとものすごい少数のように思えるけど、数だけを見れば1億人以上いるってことだからなあ。日本の教育水準からするとあまり難しい問題ではないはず。それにアインシュタインが生きた時代は明治・大正のころなので、日本だけでなく世界的にも教育水準は上がってるんじゃないかな。まあ頭の体操ってことで。

あと、ホワイトボードは何かと便利だ。部屋一面をホワイトボードにしたいくらい。

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リングアウト・トーク

2007-05-28 02:49 | 雑記 | § 0

今週末はとある友人が東京に行く用事があるとかで付き合っていました。この友人というのは以前私を折紙の世界に引きずりこもうとした数学科の研究生。通称リングアウト氏。

どうやら折紙学会の第2回大会が開かれるというので行ってきたようです。場所はいつものアジト(本郷近くにある謎のテナント)。前回、内容のヘビーさに面食らった(コッホ曲線を折紙で再現するなんて!)私はちょいと遠慮しまして、終了後に神保町で合流。そのまま古書店を巡って学術書を探し回りました。

トーク内容

まあ彼が数学系ということもあり、会話の8割は数学。
(残り2割は讃岐うどん)

  • 電話でじゃんけんを成立させるには
  • じゃんけんの手が3すくみ構造でなかったら
  • 集団行動をモデル化することで安倍晴明の政治的影響力を推測できるのではないか
  • スパゲティの細密構造にはどのようなパターンが考えられるか
  • 金属結晶の細密構造は経験的に分かっているだけであって数学的に最適かどうかは証明されていないらしい
  • 「数学的」という言葉の意味とは
  • 「数学的」に考えると都営新宿線は新宿を通るとは限らない
  • 小学生にも分かりやすくリー群を解説する
  • 新提案「うどん暗号方式」

電話でじゃんけんする方法は既にマルチパーティ・プロトコルという暗号化方法があるのですが、あくまで3つの手を使う「じゃんけん」を成立させようとすると難しくなることに気がつきました。マルチパーティ・プロトコルではたしかにAとBとの間で公平に勝負が着くのですが、親子関係が発生するんですね。Aが提示したクイズをBが解いて勝負が決まるイメージ。それではじゃんけんらしくないということで代案をいろいろ考えて難癖を付けあってるうちに「直接会って決闘して白黒を決めろ」という結論に。もはや暗号理論でも情報理論でもねえ。

ボツになった代案

  • 解くのに時間のかかる問題をそれぞれ用意して中に手の情報を入れておき、十分短い時間のうちにその問題を交換して互いに解きあう(→双方の計算結果が違って両方が勝利宣言をする可能性がある)
  • AとBの間に審判員であるCを置く(→Cがグル、あるいは買収される可能性がある)
  • AとBがせーので手を伝え合う(→一瞬のタイムラグを突いて後出しじゃんけんが可能…実際のじゃんけんも同じか)
  • 互いが絶対的に影響を与えられないものについて、将来の行動を推測する(→事象によって推測可能性にばらつきがある。そもそも50%-50%の確率にできない)
  • 量子ビットを利用し、量子情報がどちらにあるかで勝負を決める(→量子ビットをどこかに設置しないといけない。双方が公平に結果を検証することが困難)
  • 量子ビットと連動させた殺人マシーンを双方に置いておき、生き残った方を勝者とする(→理論上は公平だが機器が正常に動作したことを負けた方が検証できない。謀略の可能性がある)

そもそも、どちらかが嘘をつく可能性を極限まで考えると収拾がつかないんですね。マルチパーティ・プロトコルの例にあがっていたのは素因数分解が計算量的に困難なことを利用して、Aが素数の積(たとえば5783と9857の積である57003031)を提示し、Bに対して「掛けられている2つの数字のうち、大きい方の数字の下から2桁目は偶数?奇数?(答えは奇数)」と聞く。Bは制限時間内には逆算する暇なんてないから、あてずっぽうで答える。あとは答え合わせをして、Bの答えが合っていればBの勝ちとする。この方法も、答え合わせをしてBが間違っているにも関わらず「お前の計算が間違ってる。何度計算しても私の答えの方が正しい」とか駄々をこね出したら困るわけで。

というわけで、直接会って決闘するとか、審判員Cを買収した方が勝ちとかにすれば良いんじゃないかな。(もはや数学ではない)

あと、手が3種類ではないじゃんけんは成立するかについては、フランスなどでは「井戸」を入れた4種類あるらしい(パーは井戸をふさぐので勝ち、グーチョキは井戸に落ちるので負け)という話から脱線。パワーバランスが悪いような気がするので、5種類以上に増やしたらどうなるかという話になった。結果から言えばとりあえず5種類は公平に成立する。紙に5つの点を打って、全部の点同士を結べば一つの点からは偶数本の線が引ける。だから、ある手よりも強い手と弱い手が同数あることになって公平。線を矢印に変えればいちおう検証可能。たぶん奇数ならいくらでもいけるんじゃないかな。

まあ、5種類ならグーチョキパーに加えてあと2つ手の形を考えないといけないけど。分かりやすい説明も付けて。

それにしても彼は頭おかしい。登大遊氏のよく使う意味で頭おかしい。ACではないけれど、発想が斬新すぐる。うどんで暗号化するとか素晴らしすぎる。登大遊氏のよく使う意味でこれはすばらしい。絶対に頭おかしい。

しかし、いまだに彼の素性はよく分からない。いまどこに住んでいるのかも結局分からなかった。もしかしたら放浪する数学者なのかもしれない。やっぱり頭おかしい。

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