Orbitronで人工衛星を追いかける

2005年6月24日

こないだ初めてMacのスクリーンセーバーを見た。それは地球の周りをいくつもの人工衛星が回っているもので、見た瞬間からしばらく動けなくなるぐらいに見入ってしまった。ものすごく欲しいと思ったが、Windowsでは似たようなものはないらしい。それを延々探しているうちに見つけたのがこの「Orbitron」。いま人工衛星がどこを飛んでいるのか示してくれるソフトだ。
Orbitron – Satellite Tracking System – 公式ページ

Orbitron Screenshot

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なんちゃって天文マニア向けの鑑賞用ソフトかと思ったら違った。機能豊富でかなり実用的だ。観測地点を設定してレーダー風に表示させると、いま天球上のどのへんに見えるのかが一発で分かる。天体観測にはもってこいだ。衛星が可視エリア内に入ると詳しい方位や仰角と共にメッセージが出る。コントラスト表示ができる夜間モードがあるのはパソコン片手に屋外で観測するためだろう。さすがだ。
それほど宇宙には詳しくない私だが、人工衛星が動いている様子をずっと見ていても飽きない。そういった惹きつける美しさがある。もうMacのスクリーンセーバーなんてどうでもよくなってきた。
スクリーンセーバーといえば、このソフトにはスクリーンセーバーがついている。

Orbitron Screensaver

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常駐しているのかソフトを終了していても衛星マップが立ち上がる。うっかりスクリーンセーバーが立ち上がったばかりに仕事に戻らず見入ってしまわないように。

参考

Orbitron – Satellite Tracking System – 公式ページ
地球を周回する120以上の人工衛星の位置や軌道を世界地図上に表示「Orbitron」 – 窓の杜による紹介
Orbitron の使い方 – 詳細な設定方法を分かりやすく解説

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