第x回○○荘バーベキュー大会。
【5月3日 火曜日】
午後はずっとここのエントリを書く。あとは雑誌読んだりとか夜までヒッキー君。
日が暮れた頃、アパートの1階に住んでいるN先輩から「今アパートの住人でバーベキューやってるから来ないか」と誘われる。慌てて窓の外を見るとアパートの庭からもうもうと煙が上がっていた。そして廊下に出るとおいしそうな肉のにおいが充満していた。
ちなみにうちのアパートはトイレ風呂キッチン、洗濯機から玄関にいたるまで共同の2階建て木造。家賃は南東向き10000円、北西向き8000円(共益費別納)という格安。その構造の古さと汚れ具合からアパートではなく「下宿」などと揶揄されることもしばしば。
しかし飯は出ないし住み込みの管理人さんもいない。一刻館やらひなた荘やらコスモス荘やら鳴滝荘やらとんでもない話で、雰囲気的にはハチミツとクローバーのボロアパートそのまんまだ。入居者のキャラクターの濃さからボロさ加減、何もかも共同の設備、家賃が大家さんに手渡しなところまでよく似ている。ちなみにうちの大家さんは元気すぎて困る程のおばあさんだ。
そんなアパートの住人らが庭でバーベキュー。庭にいる酔っぱらいの集団を見つけ、「***号室の者です」と名乗って火を囲む輪に入る。総勢10名以上だ。火を仕切るのは料理の得意なOさん。北海道出身らしく実家からマトンの塊やらホルモン(しかも内臓から取り出したそのままの状態)などが直送されており、食べられない味を存分にいただいた。右側に座るのは近くの別のアパートから来たというMさんとTさん。そのアパートは田んぼとニワトリ付きというなんとも魅力的な物件。その田んぼを時々耕しに来る、住人でも何でもない謎の人物ジョーンズさんの話題で盛り上がる。左側に座るのは高校を卒業したばかりで近くで働くAさん。途中から飛び込んできたのはこだわった料理を作り「海原雄山」と呼ばれているNさん。それに私にこのアパートを紹介してくれたN先輩。名前がわかるのはこの6人くらいで、あとは謎で終わった。
じゃがいものような歯ごたえのニンニクの丸焼き、「1人1枚ねー」と網に並びながら先を争うように食った一パック千円の肉、マトンの巨大輪切り、紅茶かと思うほどにフルーティだったベルギービールなど全部うまかった。そして皆キャラが濃かった。どこからともなく「週間わたしのおにいちゃん」の話題が出てきたり、時給1500円のチョコレート工場の給料の高さに驚いたり、私の事故エピソードで盛り上がったりした。ちなみにバーベキューをやっているこの庭は、日本家屋のならぶ古い住宅地の合間を走る細い道路に面しており、たまに車が通って運転手が毎度毎度こちらを見てくるのが分かるくらいの開放感だった。おそらく肉のにおいは地区中に行き渡っているに違いない。
そして2時間ほど飲むだけ飲んで後片付けを手伝い、酔いが回ってきたのでそのまま部屋に帰って寝る。22時寝だったので夜中に起きて寝直すが、肉のにおいがまだ漂っていた。
今日の歩数:2131歩
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