未来の社長日記(56日目)

2005-02-18 03:53 | 日記 | § 0

地震、渋滞、就活、買い物、そして真っ白に燃え尽きる。

【2月16日 水曜日】
7時半に起きると部屋が大変なことになっていた。

一つの棚につき前後2段構成で並んでいる本棚の本のうち前面の本がほとんど落下し、壁に立てかけておいたベニヤ板が寝ている布団の上に倒れていた。地震が起こったらしい。そういえば朝方だったか夢うつつの中で布団をつかんで揺れと格闘していたような気が。

テレビを付けるとどうやら一大事のようだった。茨城南部で震度5弱、震源はその辺りらしい。JRは止まっているが高速道路は使えると判明して一安心。部屋の惨状を直す暇もなく今日も就職活動へと高速バスに乗る。出発は8時10分。

バスで「所要時間は1時間50分の予定」と聞いて焦る。説明会は10時30分から。到着駅から会場まで30分で間に合うかどうか。余裕を持って逆算したところバス到着後9時52分の電車に乗れば確実に着けると予想する。要するにタイムリミット。

所要時間が普段より伸びているのは雨という天候と、時間帯の問題だろう。そして最大はJR運転見合わせが高速道路に影響するかどうか。到着までしばらくドキドキの時間を過ごすが、そこそこスムーズに道路は流れ、バス到着は9時46分。タイムリミットの52分発の電車に乗れた。雨で寒いのに汗が流れていた。

新宿にある某語学スクールの会場に到着したのは5分前。採用する女性比率が9割と聞いていたが、説明会の状況を見る限り7割といったところだ。びっちり作り込まれたビデオとプレゼンを聞くこと1時間半。正午になり密かに腹が鳴ったりするが、少しの休憩を挟んですぐに筆記試験。これまた1時間半。

あろう事か鉛筆を忘れるという大失態をしたので左隣にいた人に借りる。ものすごい柄の悪い人だったが、睨みながらも親切に貸してくれた。試験中何度も右隣の人が机を蹴っていた。席を立つときとかはもう少し気をつけて欲しい。しかし右隣の人が何度も机を蹴ることよりも、それで机が揺れるたびに左隣の人が何回も何回もアホみたいに舌打ちをしていたことの方が気になった。説明の間とかほおづえ付いて大あくびを繰り返したり、つっぷして寝てたし、たぶんこの人は柄が悪いんじゃなくてふざけているだけなのではないか。あるいは単に頭が悪いか。

14時前、地獄から開放される。

他に予定はないが、このまま帰るのももったいないので池袋まで買い物に行くことにする。買い物リストにある商品はなかなか見つからない。池袋にはハンズとロフトとジュンク堂書店があるのでさすがに何か見つかるのではないかという希望もこめて池袋へ。

ハンズに向かう途中、見てはいけないものを見てしまう。劇場版空気のポスターだった。よく見ると建物にはシネマ○ンシャインとか書いてあった。何だか昨日今日と知らないうちに話題のスポットに引き寄せられていると思えるのは気のせいですか。ついでに言うと真向かいのパチンコ屋では大音量で「残酷な天使のテーゼ」が流れている上に数台のスクリーンで場面集を延々映していて(どうやらその手のマシンが入荷したらしい)、その一角だけ雰囲気が独特だった。歩いてる人は普通なのに。

ハンズで文房具などを買う。それから昼食をとりに吉野家へ。半年ぶりぐらいだろうか。中ではニット帽をかぶったひげのおじさんが店員にわけのわからないことをわめき散らしていたので萎える。本部の方針と客の反応の間でどうにもならない店員さんたちに同情したい。

ロフトと本屋に寄る。そして30分後、気が付いたらさっきの映画館の前まで来ていた。そして知らないうちに客席に座っていた。自分でも何をやっているのかよくわからない。既に見た友人からあれほど「原作が好きなら見るな」と言われていたのに。とりあえずK氏に「いまシネマサンシャ○ンにいる」とだけメールを送る。客席は1割~2割の入り。

開始5分、嫌な予感的中。
開始20分、館外に出たくなる。
開始30分、脳のヒューズを切る。
開始90分、激しい虚無感と喪失感と共に終了。

そしてまた気が付いたら映画館の外にいた。鞄の中にはパンフレット、財布からは3000円が消えていた。ちなみにスーツ姿の人は私の他にもう1人、それから入れ替わり待ちの列の中に1人いた。

K氏から感想を求めるメールが来たので「あれはな、ちゃうねん」とだけ返す。

帰宅ラッシュに押されながら東京駅のバス乗り場に着くとものすごい行列だった。週末かと思うぐらいに長く続いていた。しばらく待ってりゃ空くだろうと地下街に行く。小さな文房具屋があったので寄ってみると探し回っていたメモ帳が売ってあるのを見つける。筑疲のあらゆる文房具屋、新宿、池袋を探しても見つからなかったのに。

UCCのコーヒーショップがあったのでモカラテとパニーニを頼んで夕食。そしてまたバス乗り場に行くとさっきの列が2倍以上に長く延びていた。これ以上時間がつぶせないので仕方なく並ぶ。普段はめったに見ることのない「○○行き最後尾」のプラカードを持った駅員がいた。さすがの駅員も「今日何かあったんでしょうかねえ」と聞いていた。ちなみにJRの運転見合わせはとっくに再開している。

結局21時すぎに帰宅。映画でそうとう消耗したので23時にはそのまま寝てしまう。

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